富嶽百景(55)太宰治作「富嶽百景」➉をアップします。富士山滞在の終わりは、頂きの寒気により訪れました。最後まで、富士山が絡むエピソードで楽しませてくれる、素敵な作品。お名残り惜しいですが、終幕です。
倉林成年 倉林成年
27 subscribers
26 views
2

 Published On Apr 6, 2024

富嶽百景(55)太宰治作「富嶽百景」➉をアップします。

よく聞いていたラジオ番組で、その出演者の暗いキャラクターが「好きな作家は太宰です」と言っていたので、「太宰治は暗いのだろう」と思い込んでいました。
記憶の範囲で、まともに太宰治作品を始めて読んだのは、東京の朗読コンクールの予選通過の為の課題として、「富嶽百景」の最後の部分を読んだ時です。

素直に、面白い作品で、太宰治ってチャーミングな人だなと言うのが第一印象で、それまでの「太宰治」の印象が変得てくれました。
その時は、「富嶽百景」の剤後の部分だけ読んでいたわけですが、この度、「朗読芝居」として10のパートに分け、二週間に一回、録音で何度も録音しながら読み進めて行って、今回最終回を迎えて、朗読コンクールの時とは違う、走り切ったなぁという達成感を味わえました。

実は、以前、エンタメ朗読発表会でも、嫁さんが、この最後の部分を読んだのですが、読み方のアドバイはするも、消化不良の部分あり。
それを自分で消化して、完成度を上げたいと思って録音した為、いつも以上に、録り直しました。

さて、また、「朗読芝居」として読み通すのに、5回、10回かかるような、最後まで好きでいられる魅力ある作品を見つけて、挑戦したいと思います。

他の「朗読芝居」作品も、下記のアドレスの「『朗読芝居』ライブラリー」でまとめておりますので、こちらからお楽しみ下さい。 https://naruleadence.wixsite.com/roudokuli...

show more

Share/Embed