Published On Jul 6, 2024
朗読芝居(68)太宰治 作「待つ」をアップします。
他の作家の作品を読み続けていたら、太宰作品が読みたくなって、どうせなら、なかなか手を付けようと思わなかった、少々、心が疲れた女性の独り言という作品を取り上げました。
戦争の時代に、作家をやっている自分に後ろめたい所があったのか?
何やら駅でいつも見かけるベンチに座った女性にイメージがわいたのか?
その辺の思いが絡み合って、書かれた作品ではと思うのですが、最後の呼びかけの言葉が、何か魅力的。
ベンチに座って、ぼんやり眺めている若い女性のイラストを描いてみて、それを見ながら聞いて頂ければと思い、描いてみました。イラストを見ながら、聞いて頂ければと思います。
他の「朗読芝居」作品も、下記のアドレスの「『朗読芝居』ライブラリー」でまとめておりますので、こちらからお楽しみ下さい。 https://naruleadence.wixsite.com/roudokuli...
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