朗読芝居(74)山本周五郎 作「年の瀬の音」をアップします。時代物の巨匠 山本周五郎作品を聞き、自分も「朗読芝居」シリーズで「内蔵允留守」を読み、彼が、現代の風景をどう語るか読みたくなったものです。
倉林成年 倉林成年
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 Published On Aug 17, 2024

朗読芝居(74)山本周五郎 作「年の瀬の音」をアップします。

最近、時代物の巨匠 山本周五郎の「泥棒と若殿」で難しいお家事情を紐解くように説明しつつ物語りを展開される朗読を聴き、また、自分でも「朗読芝居」シリーズで読んでいる「内蔵允留守」では、あくまで自然に物語が展開され、深い話になって行くのを読んで、改めて、物書きの名手だなと感じ入りました。

山本周五郎の時代物ばかりを読みましたが、果たして、現代の様子を彼が書くとどうなるのだろうと考えた時、このエッセイと出会いました。
町中を歩くときに出会った、普通の人なら気にとめない、あるいは目をそらすような人を切り、自分の感じる師走への脅迫感となぞって、その人生を推し量っていると感じました。

イラストは、電子版の山本周五郎全集の表紙の写真から模写したのですが、どうも山本周五郎の顔は写真によって、太り方とか、表情の明るさとかいろいろあって、全然似てない写真もある。(汗)
まぁ、この録音を聞かれる方は、イラストのイメージがの人物が語っていると思って聞いてみて下さい。(苦笑)

他の「朗読芝居」作品も、下記のアドレスの「『朗読芝居』ライブラリー」でまとめておりますので、こちらからお楽しみ下さい。 https://naruleadence.wixsite.com/roudokuli...

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