朗読芝居(50)「あのときの王子くん」をアップします。いわゆる「星の王子様」の青空文庫版。50回目の記念に読む作品として浮かんだのは、千葉の朗読発表会で何度も練習するうちに好きになったこの作品でした。
倉林成年 倉林成年
27 subscribers
47 views
1

 Published On Mar 2, 2024

朗読芝居(50)「あのときの王子くん」をアップします。

いわゆる「星の王子様」の青空文庫版としてあるのは知っていました。しかし、毎回10分くらいで読ませて頂いている「朗読芝居」には少々長い。

しかし、「朗読芝居」が、何とか50回目を迎えて、その記念に、これまで15年、朗読をやってきて、舞台やら、発表会やら、教室やらで読んだ、もう一度読みたいと思える作品は何だろうと思った時に、浮かんだのはこの作品でした。

この作品には、不思議な思い出があって、年一回の千葉の朗読サークルの発表会で取り上げたのですが、いわゆる「星の王子様」って、言ってはいけないが、ちょっと常識から離れた、わけのわからないところがあります。

今考えても笑ってしまうのが、その朗読サークルには、皆さんまじめな方ばかりなのですが、練習期間の途中で、見事に二派に分かれて、「この作品のどこがおもしろいのか教えて下さい」という派と、「有名な作品だし、魅力もわかってくると思う(今思うと、うまく魅力を説明できなかったかと)」という派に分けれたことです。

正直、私も「この作品のどこがおもしろいのか教えて下さい」派だったのですが、連読だったのですが、自分のパート(星の王子様が死んでしまう前の会話のシーン)を何度も練習で読みこんでいく内に、そのシーンが浮かんできたというか、「君の笑い声が大好きだ」等のセリフが大好きになり、「ああ、読んでいく内に、感じて大好きになる作品もあるのだな」と貴重な経験をさせてもらっ棚という思い出があります。

そう思えた後は、元々、砂漠に墜落した飛行機のパイロットに、宇宙人の王子様が出会い、王子様が、宇宙を旅して様々な人や、花と出会ってきた話を聞いて、最後、蛇にかまれて、自分の星に戻っていく(?)、ちょっと突拍子もない話。
そんなことがあったら、その宇宙人の王子様に感化されるところもあって、普通の感覚ではわからないところもあるでしょう、と思ったり。

「大事なものっていうのは、見えない」っていうセリフも、「そういえば、愛情や、友情や、前向きに頑張って行こうという思いも、目に見えないよな。」と思い直したり、作品をもる目も変わったのが、この作品ならではの経験で、だから50回目に選んだのかな、と。

しまった、100回目の作品を何選ぼう(失笑)。

他の「朗読芝居」作品も、下記のアドレスの「『朗読芝居』ライブラリー」でまとめておりますので、こちらからお楽しみ下さい。 https://naruleadence.wixsite.com/roudokuli...

「草加 朗読の会」「エンタメ朗読発表会」紹介サイト https://naruleadence.wixsite.com/roudokugeki

show more

Share/Embed