和風な味付けに重宝する【てりだれ】の基本をご紹介します

お醤油 ＋ みりん ＋ 日本酒 ＋ 砂糖　という組み合わせは
照り焼きのたれ、鰻のたれ、焼き鳥のたれ、煮魚のたれ、卵とじのたれ、お丼のたれ 等
和食、家庭料理でよく使われるのたれの基本形ですね

この【基本のてりだれ】も
照り焼きにはもちろん、炒め煮・小鍋のたれ
お酢と油を加えたり、おろしにんにくを加えたり、様々な使い方が出来ます

我が家では冷蔵庫に常備してあります
お弁当やお夕飯の準備の時、あと一品何か欲しいなぁってありますよね
そんな時、具材を炒めてこれで味付けたり、卵とじにしたり

使い勝手がわかってくると、とても頼もしい【たれ】になるんですよ

シンプルな調味料を合わせてあるので、組み合わせる食材によってずいぶん表情を変えてくれます
そして、シンプルな調味料のみなので、組み合わせる相手を選ばないですし
なにより、食べ飽きないように感じます

しっかりと味付けした調味料を使うと、何を作っても同じ味のような気になってしまうことがありますよね
常に同じ味というのは、お商売しているお店ではとても重要な事なのだとおもいます

ですが、家で普段いただくものは ちょっとした “味のむら” だったり
あえて “全く同じにならない” という事も
自分を飽きさせないためのスパイスになるのではと思っているんです

そのような意味でも、この【基本のてりだれ】は重宝しています

あくまで基本形ですので
甘めのお味がお好きな方は、お砂糖を少し多めになさったり
辛いお味がお好きな方は、一味やコチュジャンなどを加えても美味しそうです
色々試していただいて、お好みの味へ近づけておくと、一層便利になりますよ


今回、『みりん』と『日本酒』のアルコールを飛ばしていません
保存する時に便利だったり、使用料的にも 大さじ１～２使ったとして、そこに含まれているアルコール分が少量であることや、火を入れる料理に使うことが多いのでその時にアルコール分が飛んでしまうことが理由なのですが
小さなお子さんがいらっしゃったり、アルコール分が苦手な方は
ラップをせずに1分程レンジでチンしていただくとだいぶ飛ばせるのではないでしょうか
匂いをかいでいただいて、まだアルコール臭いと思ったら、プラス30秒づつ様子を見てください
大量に作る場合はお鍋で飛ばしてもよいのですが、少量を長く沸騰させると量がなくなってしまいますのでねお気を付けください



【材料】
・醤油　　　　　100ｇ
・みりん　　　　100ｇ
・日本酒　　　　 50ｇ
・砂糖　　　　　 50ｇ

［割合］　醤油：みりん：日本酒：砂糖 ＝ ２：２：１：１