味付けは缶詰のみで【鰯の味噌煮缶で柳川風】
いっかままの割烹着で いっかままの割烹着で
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 Published On Feb 10, 2024

柳川鍋というと どじょう(丸であったり、開いていたり)と、笹がきごぼうを お醤油・みりん・砂糖・お出汁などで作った割り下で煮て、卵でとじたものを思い浮かべますよね。
そこで、割り下味のごぼうと具材を卵でとじたお料理を『柳川風』って言ったりします。

今回は割り下の味ではなく、味噌味でごぼうと鰯の組み合わせというさらにアレンジした『柳川風』にしてしまいました。
もちろん、味噌煮缶ではなく醬油煮缶でしたら本来の柳川鍋に近くなります。
作り方は同じですので、お好きな味で試してみてください。

鯖缶・サンマ缶・鰯缶 と試してみたのですが、私は鰯缶が美味しく感じたので鰯で作りました。
このお魚の種類に関しても、どれでもそれぞれの美味しさがありますので、ぜひお好みを見つけてみてください。

お魚の缶詰は、色々な栄養素を丸ごといただけるとても便利な食材ですし、もう味がしっかり決まっていますので、お料理に苦手意識を持っていらっしゃる方でも使いやすいのではないでしょうか。
栄養価については、生のお魚よりも豊富なものもあるそうです。
特に骨までいただけるので、カルシウムは豊富なようですね。
また ”DHA” ”EPA” が多く含まれているということで、認知症予防やコレステロール値を減少するという効果に大いに期待して食べています。
そのような栄養素が缶詰の汁にとても溶け出しているそうなので、お汁までしっかりいただきたいところです。
ですが保存食品ですので味は濃いめに作られていますので、やはり塩分が気になりますよね。
今回のようにお出汁で薄めるような使い方のほうが安心かもしれませんね。

合わせる ごぼう ですが、本来の柳川鍋では笹がきにしたものを使うのですが、今回はしっかりと味わいたかったので『乱切り』で作りました。
歯ごたえや味わいを感じたかったので、ごぼうはさっと火が入る位で大丈夫です。
ごぼうの美味しさもしっかりと感じられると思います。
ごぼうの風味があまり得意でない場合は、笹がきになさったり食べやすい形で作ってみてください。

ごぼうの旬は、色々な時期があるようで、初夏~夏にかけては ”新ごぼう” 、スーパーなどに出回っているよく見かけるものは 晩秋~冬にかけて旬を迎えるそうです。
あと、冬~春に旬を迎える ”若(葉)ごぼう” というものもあるそうです。こちらはアクが強いらしいので灰汁抜きの処理が大事だそうです。まだ出会ったことがないので、機会があったら是非いただいてみたいものです。


寒い冬に限らず【小鍋仕立て】はよく作るので、我が家の土鍋のラインナップが増えています。
今回の土鍋は、直径17cm 高さ6cm の一番小さいものを使いました。
これは近所の食器屋さんで見つけて手に入れましたが、最近では百均やニトリでも小鍋は扱っていますよね。
小さなサイズは、おひとり様用のご飯でも、少人数のおつまみ用にも、一つあるととても便利です。


【材料】
・鰯の味噌煮缶  1缶 (味噌煮で作りましたが、お醤油味でも美味しいと思います)
・ごぼう     1/2 本
・出汁      100㏄ 位
・卵       1個

お好みで     山椒  七味  ラー油 など

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