【衆院選|公示まで5日】新潟2区・細田氏「必ず勝つという決意で」無所属での立候補を表明【新潟】スーパーJにいがた10月10日OA
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 Published On Oct 10, 2024

衆院選・新潟2区の構図に大きな動きがありました。
自民党からの公認を得られなかった細田健一さんが、新潟2区に無所属で立候補することを表明しました。これを受けて、自民党県連は独自の推薦を出すことを決めました。2区から立候補を予定する菊田真紀子さん、井上基之さんの反応も含め取材しました。

午前8時・燕市、緊急会議の招集を受け選対幹部が集まる中、細田健一さんが会場にやって来ました。
その胸中はー

■細田健一氏
「もう、やるしかない。(Q.やるしかないというのは?)無所属から出馬する。」

564万円のキックバックを収支報告書に記載せず、党から戒告処分をうけていた細田さん。自民党本部が9日下した決定は、次の衆院選への【非公認】という重いものでした。

非公開で行われた会議の席上、細田さんは改めて裏金問題を謝罪し、「本当に厳しい戦いをお願いすることになるが、自分のやるという思いに従って無所属で挑戦させていただきたい」と表明。支援者からは「細田さんのために走り回りたい」と激励の声もあがりました。

■細田健一氏
「支援者に大変なご迷惑をお掛けするので、果たしてそういうことをしていいのか一晩悩んだが、ただ、一人でも『応援するから出ろ』と言う人がいたら出るべきと考えて決断した。必ず勝つという決意で頑張る。」

一方、党本部からは【非公認】となった理由などについて、まだ説明はないといいます。出席者からは「情勢調査の結果が悪ければ見放すのか」と党本部への怒りの声もありました。

■細田健一氏
「積み重ねてきた私のやるべき政策を、地道に一歩一歩訴えていくことに尽きる。」


正午、細田さんは県議会で県連幹部と協議。県連は、独自の推薦を出すことを決めました。『県連推薦』は公的な証明ではありませんが、地元の自民党が支援していることをアピールできるメリットがあります。

■細田健一氏
「党の各支部のみなさん、私が完全無所属ということだといろいろな迷いが出る方もいらっしゃるんじゃないかと思いますので、県連の推薦をいただけるということは大変ありがたいし、大きな弾みがつくんじゃないか。」

■自民党県連 岩村良一幹事長
「県連が推薦するということになれば、有権者・支部党員のみなさんに安心感を与えることができるのではないかと思います。」

県連は、建設や農業などの業界団体や公明党などにも『県連推薦』をもとに支援を求める方針です。ただ、無所属での立候補には、政党の公認候補に比べて大きなハンデがあります。公職選挙法では、ビラやポスターの配れる枚数が限られます。政見放送は、経歴放送しか流せません。無党派層の取り込みが勝負に直結するため、細田さんの陣営関係者は「露出の機会が減るのは痛い」と話します。

選挙責任者を務める高橋直揮県議はー
■高橋直揮県議
「今回、党本部の結論というか、結果は非常に不満を持っているので、怒りを覚えている。ただ、その怒りをパワーにできるいい機会なのかなと思っています。」

午後の会合で、県連会長のこの人は宣言しました。
■自民党県連 佐藤信秋会長
「(全選挙区である)5戦全勝。今まで同様に、しっかりと細田健一候補を支える。」


新潟2区で立候補を予定する2人は、細田さんの決断を冷静に受け止めています。

立憲民主党 菊田真紀子氏
「裏金で、キックバックで、お金をポケットに入れて、説明責任を果たさなかったという過去は全く消えない。私は、そういう人物は今回は国政に手を上げることを遠慮すべき、辞職すべきだと思っていますので、無所属であったとしてもそのことは追及せざるを得ない、追求していきたい。」

■日本維新の会 井上基之氏
「何か一喜一憂するものではない。ただ一方で、有権者の皆様とか国民皆さんは、ちょっと風向きが変わっているのかなという印象はあります。自由民主党さんとしての看板を一旦降ろしての戦いということになりますから、そこは一定の受け皿として、改革保守を掲げる日本維新の会そして私ね支部長の井上としては、しっかりと訴えを続けていければと思ってます。」

2024年10月10日放送時点の情報です。

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