浄土真宗のお話を聞いている人の中に、「仏さまのお話は本当にありがたい」と喜ばれる方があります。阿弥陀仏に極楽浄土につれていってもらえることが有難いというので、結構なことだと思います。
　
ですが、気になることがあります。
よく話を聞いてみると「お寺に来ている時は有難いけど、家に帰ると有り難くなくなる」という人が多いのです。まるで阿弥陀仏がお寺にしか居ないかのようです。
　
阿弥陀仏から他力信心を頂いていれば、話は変わってきます。お寺でも家でもどこでも、そしていつでも、阿弥陀仏のやるせない慈悲によって自分が救われることを聞かせていただけます。「有り難くない自分が救われる」ということが、この上なく有難くなります。
　
・そもそも、なぜ私は救われなければならないのか。
・阿弥陀仏は私の何を救うと約束しておられるのか。
・本当に阿弥陀仏から他力信心を頂いたのかどうか。
　
「家で念仏していても有り難くない」という人に、以上の点を確認してもらいたいと考えてお話しました。
　
　
※※※久保龍雲師のコラム：『死ぬのが怖い人へ』 ｜note（ノート）
https://note.mu/ryuun18/n/n8b014e716a0a
　
　
※※※10ページ読めば他力信心が理解できるサイト『ゼロからわかる浄土真宗』。妙好人や親鸞聖人に興味のある人、一度読むことをおすすめします↓
http://amidabuddha18.com/
　
　

場所　サンパウロ西本願寺
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