Published On Dec 3, 2023
今回の法話では、人間の実相についてお伝えしています。これはコロナウィルス猛威をふるっていた時期に録画したものですが、いつの時代であっても変わらないのが、私たちが必ず死んでいくという事実です。別にコロナウィルスに感染しなくても、癌や交通事故や地震など死の縁はいくつもありますし、うまく生きのびても最後は老衰で死にます。
そして浄土真宗が他の宗教とちがうのは、「こんな状況でも生かされていることに感謝しましょう」というだけでは終わらない点です。
『歎異抄』には、親鸞さまのお言葉として
・火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもってそらごとたわごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておわします
と示されてあります。
この世のことにはまことは無い、仏様の教えこそがまことですよ、ということです。
もしかしたら、浄土真宗のお話を聞いてもあまりピンとこない人もいるかもしれません。
しかし聴聞していくと、むしろ「仏様の教えこそが本当だった」と知らせてもらえるときが来ます。これが浄土真宗の醍醐味です。
これだけ科学技術が進歩した現代ですら、自分がいつか死ぬということには変わりありませんし、死後がどうなるかも不明なままです。
その死という100%の未来に対して、よろこんで死んでいける世界があります。
阿弥陀仏の本願に対する疑いが無くなると、いつ死んでも大丈夫と安心させていただけるのです。
あなたも浄土真宗の素晴らしさを味わってみませんか?
※この動画は以前、聞法グループのために話したものです。
聴聞やご信心に興味のある方は、聞法グループについて説明したこちらのページをごらんくださいね。
https://note.com/koun18/n/ndbc737a85fa4