デパートに水族館! 松坂屋静岡店 90周年のリニューアル発表
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 Published On Nov 17, 2021

静岡市の百貨店、松坂屋静岡店は90周年を迎える2022年、水族館のフロアを新設するなど25年ぶりに全館の大規模な改装を行い、春から順次リニューアルオープンすると発表しました。

 松坂屋静岡店は、記者発表で2022年から2024年かけて全館のリニューアルを行い「変わらないために、変わり続ける」をテーマにお出掛けの目的地となる地域共生百貨店を目指すと説明しました。
 <山本太朗記者>「7階のフロアです。こちらのフロアに『都市型アクアリウム』が併設される予定です」
 今回のリニューアルの目玉は7階に造るアクアリウム、水族館です。2020年6月に香川県にオープンした、来場者年間120万人を目指す「四国水族館」や、10月に神戸市にオープンしたばかりの劇場型水族館「アトア」を手がけたSMBC信託銀行・水族館事業部がプロデュースします。都市の百貨店に併設される水族館はSMBCとしては全国初となります。また、本館の5階6階のフロアには福岡県に本社を置く家具メーカー「ナフコ」と協業をして、モノを売るだけの従来の百貨店からライフスタイルを提案する百貨店を目指します。
 <松坂屋静岡店 落合功男店長>「地方の中堅都市における次世代の百貨店の在り方を指し示すなど、新しいビジネスモデルの変革にチャレンジする」
 今回、売場面積の55%をリニューアルし、事業費は17億円にのぼります。リニューアルオープンについては、第一期が2022年3月から順次オープン予定で、第二期は2024年の春頃を予定しています。
 <松坂屋静岡店 落合功男店長>「いままでJR静岡駅前に無かった『体験型の施設』を作り上げて、街のにぎわいを創出し、地域に貢献したい」
 JR静岡駅の周辺では、静岡マルイが閉店したことに加え、コロナ禍も地元の経済に影を落としていました。松坂屋静岡店のリニューアル計画には地域の商店街も大きく期待を寄せています。
 <御伝鷹まちづくり 関川清明社長>「売上よりも、街に人が来てくれるような仕掛けをしている松坂屋のリニューアルには、地域全体で後押しする考えでいる」
 買い物をする「モノの消費」に、体験や感動の「コトの消費」もプラス。松坂屋静岡店のリニューアル計画が「おまち」の賑わいの新たな起爆剤となるでしょうか。

11月17日 SBSテレビ「ORANGE」放送
#おれんじ
#オレンジ6

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