超獣戦隊ライブマン,おそ松くん/1988年4月9日夜6時〜7時のテレビ欄
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 Published On Sep 22, 2024

ともよ!君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか!
「超獣戦隊ライブマン」は、1988年2月から1989年2月にかけて毎週土曜18時から18時25分に全49話が放送されたスーパー戦隊シリーズ第12作目です。本作は、友情、裏切り、そして科学技術の進歩をテーマに、シリアスで感動的なストーリーが展開され、シリーズ全体に深いメッセージを込めています。
物語は、世界中の若き天才たちが集う科学者育成学校「科学アカデミア」が舞台。ここでは、人類の平和を守るため、未来の発明や研究に取り組んでいました。中でも、日本に近い分校では、スペースアカデミア号という宇宙船の開発が行われ、天宮勇介(レッドファルコン)、大原丈(イエローライオン)、岬めぐみ(ブルードルフィン)、矢野卓二、相川麻理の5人は、スペースアカデミア号のパイロットを夢見て日々実験に励んでいました。
しかし、ある夜、彼らは同じ学友である月形剣史、仙田ルイ、尾村豪の3人が、謎の宇宙船に乗り込もうとしているのを目撃します。勇介は引き止めようとするも、剣史はレーザー銃を向け、卓二と麻理は彼らを守るために命を落としてしまいます。そして、剣史たちは宇宙船に乗り込み姿を消しました。
2年後、念願のスペースアカデミア号の打ち上げ日、突然「武装頭脳軍ボルト」が攻撃を仕掛け、アカデミアを壊滅させます。生き残った勇介、丈、めぐみは、かつての仲間である剣史たちが、ボルトにより悪の戦士に変わってしまった姿を目撃します。
勇介たちは、友の裏切りと、親友の卓二、麻理の仇を討つため、アカデミアの校長であった星博士の協力のもと、2年間の努力で宇宙空間活動用スーツを元にした強化スーツとメカを完成させ、「超獣戦隊ライブマン」としてボルトに立ち向かいます。彼らの戦いは、地球を守るだけでなく、かつての友人たちを取り戻すための戦いでもありました。主なキャラクターを見てみましょう。

天宮 勇介/レッドファルコン/演:嶋大輔
大原 丈/イエローライオン/演:西村和彦
岬 めぐみ/ブルードルフィン/演:森恵
矢野 鉄也/ブラックバイソン/演: 山口正朗
相川 純一/グリーンサイ/演:河本忍
星博士 /演:伴直弥
コロン/声:高坂真琴
大教授ビアス/演:中田譲治
月形 剣史 / ドクター・ケンプ/演:広瀬匠
仙田 ルイ/ ドクター・マゼンダ/演:来栖明子
尾村 豪 / ドクター・オブラー/演:坂井徹
毒島 嵐 / ドクター・アシュラ/演:岡本美登
ガードノイド・ガッシュ/声:日下秀昭

プロデューサー - 宇都宮恭三(テレビ朝日)、鈴木武幸(東映)
原作 - 八手三郎
連載 - テレビマガジン、てれびくん、テレビランド
脚本 - 曽田博久、藤井邦夫、井上敏樹
音楽 - 矢野立美
アクション監督 - 竹田道弘(ジャパン・アクション・クラブ)
監督 - 長石多可男、山田稔、東條昭平
撮影 - いのくままさお
照明 - 斉藤久
美術 - 山下宏
キャラクターデザイン - いちごはうす、荻原直樹
イラスト - アトリエ雲(第2話まで)、赤坂徹朗、薄永俊之、野口竜、サトージュン
ヒーロー&メカニックデザイン - プレックス
録音 - 石川孝
効果 - 大泉音映
選曲 - 村田好次
編集 - 山口一喜、伊吹勝雄
製作担当 - 山本康郎
進行主任 - 室橋忠、奈良場稔
計測 - 黒須健雄
記録 - 斉藤りさ、高山秀子、石川和枝、小林みどり、松葉勢津子
助監督 - 諸田敏、渡辺勝也、斉藤博士
製作デスク - 須田啓一、岩永恭一郎
装置 - 東映美術センター
操演 - 船越幹雄
美粧 - サン・メイク
衣裳 - 東京衣裳
装飾 - 装美社
企画協力 - 企画者104
造型 - 前沢範
キャラクター製作 - レインボー造型企画
合成 - チャンネル16
現像 - 東映化学
車輌協力 - MAZDA
オートバイ協力 - SUZUKI
ビデオ合成 - 東通ecgシステム(前岡良徹、近藤弘志、柳田正憲、鈴木康夫)
撮影協力 - 鴨川シーワールド、スポーツランドSUGO、川口市立グリーンセンター、光ヶ丘ライフステーションIMA、会津若松市、房総風土記の丘
(株)特撮研究所
操演 - 鈴木昶、尾上克郎
撮影 - 高橋政千
美術 - 三池敏夫
照明 - 林方谷
特撮監督 - 矢島信男
制作 - テレビ朝日、東映、東映エージエンシー

本作は「友情」と「裏切り」をテーマに、ヒーローたちの葛藤と成長が描かれています。特に天宮勇介と月形剣史の対立は、物語の重要な軸であり、視聴者に深い感動を与えました。剣史を演じた森篤夫さんの演技は、その内面的な葛藤を見事に表現しています。
さらに、戦隊シリーズとしても革新的な要素を持っています。レッドファルコンを演じた嶋大輔さんが主題歌「超獣戦隊ライブマン」を担当しており、これはシリーズ初の「出演者が主題歌を歌う」という事例となりました。また、嶋大輔さんはエンディングテーマ「あしたに生きるぜ!」も歌っており、彼の力強い歌声が作品全体に大きな影響を与えています。これらの楽曲は、当時の視聴者にとって作品の世界観をさらに引き立てるものであり、多くのファンに愛され続けています。

1988年版アニメ『おそ松くん』の概要
1966年版から22年ぶりにアニメ化された本作は、1988年2月13日から1989年12月30日までフジテレビ系列で放送されたアニメ『おそ松くん』は、スタジオぴえろが制作を担当しました。旧作と区別するために『新・おそ松くん』や『平成のおそ松くん』と呼ばれることもあります。制作にはギャグアニメの伝統を引き継ぐスタジオぴえろが初めて参加し、浦沢義雄さんが脚本に加わっています。

キャスティング
おそ松役は加藤みどりさんから井上瑶さんに交代し、6つ子役の声優は全員女性です。また、チビ太役の田中真弓さんは特にこのキャラクターを気に入っていると語っています。イヤミ役の肝付兼太さんは、役に対して非常に高いテンションで演じており、収録が終わるたびに「毛細血管が7本切れた」と冗談を言っていたとのことです。

内容
第2作では、舞台が「赤塚台」と命名されるなど、原作漫画や第1作にはなかった設定やアレンジが多く見られます。いくつかのエピソードでは時代設定の変更や、原作でモブキャラクターが演じていた役をサブキャラクターが担当するなど、オリジナル要素が加わっています。また、放送当時の流行を取り入れた演出が多く、イヤミが光GENJIのファンという設定や、トト子がのりピー語を使う場面も登場します。本作の製作に関してはスタジオぴえろの、布川ゆうじさんがフジオ・プロダクションに交渉に行き、近くの焼肉店にて泥酔状態の赤塚さんに話を持ちかけたら、その場で了承を得たことがきっかけと述べられています。赤塚さんからも「好きなようにギャグを入れてください」と言われました。その後も高視聴率を記録した時には赤塚さんは「アニメが当たったのは、俺が何も口出ししなかったからだ!」と述べられたそうです。

キャラクターの特徴
第2作ではイヤミとチビ太が主役級の扱いを受けており、特にイヤミの存在感が際立っています。一方で、6つ子たちはおそ松以外は脇役に回ることが多く、後半ではキャラクターデザインや演出もアニメ独自のものへと進化していきました。

ミニコーナー
エンディング後にはミニコーナーが設けられ、時期ごとに異なる内容が放送されました。初期にはイヤミが「シェー!」と叫ぶコーナーがあり、第31話以降は「みんなのシェーポーズコーナー」が登場します。第62話以降には、チビ太が様々な事柄に文句を言う「今週のてやんでえバーローコーナー」が不定期で設けられました。

声優は以下のとおりです。
おそ松(声 - 井上瑤)
イヤミ(声 - 肝付兼太)
チビ太(声 - 田中真弓)
カラ松・ハタ坊(声 - 真柴摩利)
チョロ松(声 - 松本梨香)
一松・かあさん(声 - 横尾まり)
十四松・トト子(声 - 松井菜桜子)
トド松(声 - 林原めぐみ)

スタッフ (第2作)
原作 - 赤塚不二夫
製作 - 布川ゆうじ
企画 - 嶋村一夫(読売広告社)
プロデューサー - 清水賢治(フジテレビ)、木村京太郎(読売広告社)
アシスタントプロデューサー - 鈴木重裕
キャラクターデザイン - 岸義之
オープニング・エンディングアニメーション - 芝山努
美術監督 - 小林七郎 → 石津節子
撮影監督 - 高橋宏固 
音響監督 - 水本完
音楽 - 本間勇輔
監督 - 鴫野彰
美術設定 - 加藤賢司
背景 - 小林プロダクション → スタジオじゃっく
編集 - 谷口肇、厨川治彦
効果 - 加藤昭二(アニメサウンドプロダクション)
制作デスク - 吉本聡→萩野賢
文芸進行 - 阪口和久
設定進行 - 水野和則
制作 - フジテレビ、読売広告社、スタジオぴえろ

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