【日本遺産】ノスタルジックな猫の住む街 尾道
一惺堂 正行 / Masayuki Isseido 一惺堂 正行 / Masayuki Isseido
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 Published On Jun 3, 2024

今回は広島県の尾道市をご紹介したいと思います。
この動画では観光都市尾道市の千光寺、猫の細道、尾道駅周辺、尾道商店街と尾道らしい雰囲気が感じられる場所をクローズアップしております。

まずは尾道観光の定番である千光寺です。
千光寺は広島県尾道市の千光寺公園内にある真言宗系の単立寺院で、標高140メートルの境内からは尾道の市街地と瀬戸内海の尾道水道と向島が一望でき、ここから撮影された美しい風景がよく観光案内などに使用されています。


千光寺の歴史は非常に古くその起源は平安時代の初頭、大同元年(806年)にさかのぼります。
この寺は弘法大師によって創建され、後に源氏の名将である多田満仲公によって再興されました。
千光寺境内中央の巨岩「玉の岩」には昔、この岩の頂に如意宝珠があって、夜毎に海上を照らしていたという伝説があり、この地は「玉の浦」と呼ばれていました。


本堂は貞享三年(1686年)の建立で、この地方には珍しい舞台造りとなっています。
堂内に置かれた須弥壇は応永から永享(1394~1440年)頃の作で、和様に唐様を加味した形式で、ここに安置された本尊は秘仏の千手観世音菩薩です。
また、鐘楼の鐘は除夜の鐘でもおなじみのもので、「音に名高い千光寺の鐘は一里聞こえて二里ひびく」と俚謡にまでうたわれています。
千光寺の眺望は我が国随一と言われ、山頂から八合目あたりを巡る「文学のこみち」は、尾道の風光を愛でた文人墨客の作品を天然の岩に刻んだ遊歩道である。
以上のように、千光寺はその長い歴史と美しい風景と四季を通じて自然の神秘を探賞できる千光寺は、尾道観光の見どころの一つとなっており、文化的な価値から訪れる人々に深い感銘を与えています。

次は『猫の細道』です。この猫の細道といわれる路地は、芸術家である園山春二氏が1998年から「福石猫」と呼ばれる石に猫の顔を描いた作品を置き始め、その愛称で親しまれるようになりました。
福石猫は現在では1000匹以上が尾道各所に住みついています。
東西におよそ200メートル続くこの猫の細道は日常とかけ離れた雰囲気を醸し出し、まるでジブリの世界にでも迷い込んだかのような錯覚すら覚えます。
また、この路地には古民家を改修したカフェ、バー、小物ショップ、美術館、庭園などが建ち並び、訪れる旅人を物語の世界にでも引き込むような不思議な空間に連れて行ってくます。
古き良き尾道の街並みは日常のざわめきとは無縁なノスタルジックな雰囲気、どことなく優しく懐かしい空気感。
小さな町ですが流れる時間がゆったりと心地の良い素敵な街でした。
それでは古き良き尾道の街並みを最後までご視聴ください。
#onomichi #尾道 #japan

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