2021年11月19日･12月10日撮影他
しなの鉄道115系で唯一長野色を維持していたS15編成ですが、2021年12月10日で営業運転を終了しました。動画では、妙高高原駅での停車中や運行終了日の様子などを撮影しました。
今回の引退は、SR1系300番台3編成の投入による余剰廃車ということで、S16&S26編成以来3ヶ月ぶり8編成目のしなの鉄道115系の廃車となりました。また、冒頭で述べた通り、長野色を維持していたため、長野地域では馴染みがある塗色の引退となりました。今後も状態の悪い車両は優先的に置き換えられる模様です。

■中心車両
・115系S15編成[クハ115－1014,モハ114－1020,クモハ115－1015 向き:妙高高原→軽井沢]
■製造年月
・クハ115－1014,モハ114－1020,クモハ115－1015：1978年製(東急車輌)

【しなの鉄道115系S15編成について】
・S15編成は、北陸新幹線の経営分離に伴う北しなの線の開業によって、2015年3月に譲渡された編成の1つだった。譲渡されてから2年半位は、しな鉄ロゴ入りステッカーを貼った長野色のままだったが、2017年11月の重要部検査でステッカーが外され、JR時代の姿に戻った。2018年8月以降、新潟車両センターのL99編成が廃車されると、営業運転で動く長野色を纏った115系は同編成のみとなった。2021年11月に、公式サイトから同年12月上旬に営業運転を終了することが明らかとなった。運用最終日は、12月10日となり5行路だった。同編成の廃車で、長野色の115系は消滅となる。
・しなの鉄道に譲渡された115系は大体「ロゴ入りステッカー付きの長野色」→「しなの鉄道色」となるが、引退まで長野色を最初まで維持していた。また、S16編成同様にしなの鉄道色にされなかった編成でもある。
・しなの鉄道所属車両の中では、唯一長野県外の電車区から転属してきた経緯を持つ。

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0:00～：動画スタート
0:34～：編成の説明(組成番号や製造元など)
2:54～：運行最終日の様子(戸倉駅)
6:33～：運行最終日(長野駅2番線)
8:33～：過去に撮影した走行シーン

【関連動画】
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↓115系S11編成コカ・コーラ色での運行終了へ[2020年10月]
   • 【しな鉄115系S11編成】コカ・コーラ色での運行終了へ  
↓綺麗に再塗装されている115系S15編成[2017年11月]
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