【歌舞伎】女性大好き!江戸のクレイジー坊主!「うかれ坊主」清元節
清元pockets(kiyomoto pockets☆japanese kabuki music☆) 清元pockets(kiyomoto pockets☆japanese kabuki music☆)
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 Published On Mar 12, 2023

【手軽に聴ける歌舞伎浄瑠璃】清元pockets第34弾は「うかれ坊主」です。


この曲は1811年(文化8年)3月 江戸中村座で三世坂東三津五郎が踊った七変化舞踊「七枚續花の姿繪」の「願人坊主(常磐津)」を1929年(昭和4年)6月 歌舞伎座興行で六世尾上菊五郎が復活上演した際、「うかれ坊主(清元)」に改作して上演しました。

主人公の浮気な身の上話を「チョボクレ」のリズムに乗せて語るという、軽妙に踊るユーモラスな曲です。



○全曲歌詞や曲の詳細解説は「國惠太夫website 清元曲辞典」をご覧ください!
↓↓↓           ↓↓↓
https://kuniedayu.com/library/ukarebo...



○歌詞(動画内演奏部分)


男裸でなぁ 百貫かんの寒も
土用もわしゃ苦にゃならぬ ほんにえェ
お門へたった一文に 見限ぎられたる破れ衣
手桶と身柄一心に 浮世を渡る道楽寺
八宗九宗丸呑に 酒むに如来鼻の下
食う殿建立

「と来たりやな  トトトトト」

トォきおいぐち

「さらば和尚が身の上話一寸ちよぼくにかけべえか」

やれェェどらが如来

「やれやれやれやれ ちょぼくれちょんがれ そもそもわっちがすっぺらぽんの のっぺらぽん のっぺらぽんのすっぺらぽんと坊主になった いわれ因縁 コレ聞いてもくんねぇ」

然も十四のその春はじめて 一軒となりの 其又隣りの

「いっちくたっちく太衛門どんの 乳母さんとちょぼくり」

色のいの字の味を覚えて 裏のかみさん向うのおばさん お松さんにお竹さん

「しいたけさんに干瓢さんと」

さわり次第におててん枕で やった揚句が女郎と出かけて

「ヤレヤレ畜生め そこらでやらかせ」

手練手管にがららかかって 家にゃ片時おいども据らず
舟じゃ危ねえ お駕籠で来なせ
なんのかのとの親切ごかしに いよいよ首ったけ
はまってのめたり むくむくった

「そ そそそそ・・」

其時は
ぶん流したる大洒落に
さればこれから混ぜこぜ踊りはどうじゃいな

「オット来なせェ」

面白や

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