Published On Feb 17, 2024
スーパーカブ90の話は2:20からになります
皆様ご存知の通り2024年初日から石川県能登半島を中心に大きな地震が発生し甚大な被害が出ております。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
地震大国である日本に住む我々日本人。
もういつ起きてもおかしくないと言われ続けている南海トラフ地震。
その脅威は明日、いやこの瞬間に起こるかもしれません。
私の住む街神戸も昔、阪神淡路大震災で大きな被害が出ました。
当時はまだ小5の11歳くらいで、幸い家事や倒壊には巻き込まれる事はなく、しばらくの断水、停電の期間をおかんと2人身を寄せて過ごしたのを覚えています。
今ではオフロードバイクを乗り回してレースにも出たりして悪路なんて何のそのという感じではありますが、それはあくまで突出した走破性のみの話。
私の持っている車種達は走破性が高いとしても積載性は皆無でありギア比もレース用にしてあるので好燃費も期待出来ません。
そこで物資の運搬及び積載性、軽量な車体、取り回しの良さ、扱いのしやすさ、好燃費、それなりの走破性、多くの目に留まらないステルス性等を考慮してスーパーカブ90を選びました。
燃費に関しては最新のFI車が圧倒的だとは思うのですが、電子制御満載の車両は重要な箇所のトラブルや要修理の状況で個人の手に負えないと思い、トラブっても比較的対処がしやすそうな鉄カブにしました。
個人の方から購入した中古車で、新聞配達仕様のプレスカブを模した改造が施されています。
引き取り後すぐに自分が必要だと思う要素を追加、改造しました。
有事の発生を考えた際に物資や荷物の運搬が必要になるのは明白であり、カブに求めるものはとにかく積載性。その点では既に
・大型の前カゴ
・大型リアキャリアに大きなボックス
が取り付けられており、この車両の購入に至った点です。
更に追加で
・サイドバッグ左右取り付け
・燃費サブタンクの増設
を行いました。
それらの中に
・パンク修理キット
・タイヤレバー
・アクスルや各部を回すのに必要な各サイズのメガネレンチ
・エアゲージ、空気入れ
等修理に必要な物を入れておきました。
予備チューブも購入して追加しようと思います。
基本の工具はオフロード走行時に常時携帯しているバッグを搭載してあります。
オイル交換くらいしか出来なかった整備もオフロードバイクを通じて色々な整備が出来るようになり、パンク修理やチューブ、タイヤの脱着・交換などは余裕で自己対応が可能です。
ガソリンタンクはメインが4リットルに加えてサブタンクが実質3リットルの合計7リットル。
更に3リットル携行缶があり、適宜リアボックスなどに搭載出来るので単身で10リットルは確保出来ています。
納車一か月で2800kmほど走行し、どんな走り方をしてもリッター45は切らない事が確認出来ましたので450kmは走行出来ます。
後は軽トラック、20リットル携行缶、1リットル携行缶があるので状況次第で色々対応出来るかなと思っています。
何を持ち出すかなどはその時の状況次第ですので常時物資を積み込んでいるわけではありませんが、予めそれ用に車両を用意しておきたいという部分は達成出来ました。
積載性は車には敵いませんが、狭い道でも通れて、簡単に転回も出来る二輪車の機動力は必ず役立つと思っています。
初めてカブ主になったのでこれから大事にしていこうと思います。