街の小さな映画館17 シネマルナティック
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 Published On Jun 29, 2024

魅力的なミニシアターを紹介します。
第17弾は、シネマルナティックです。

シネマルナティック
愛媛県松山市湊町3-1-9 マツゲキビル2F
TEL:089-933-9240
http://cinemalunatic.sx3.jp/
座席数: 160席

松山市唯一のアート系映画館。市民出資型の映画館「フォーラム松山」で支配人をつとめたのち、広島「サロンシネマ」で経験を積んだ橋本達也氏が、再び松山に戻り1992年に「シネ・リエンテ」のレイトショー枠でアート系映画の上映活動を開始する。最初の作品はセルゲイ・パラジャーノフ監督の『スラム砦の伝説』で約2年間で71本の作品を上映した。「ルナティック」という名称は、この時のレイトショー上映から生まれた。1994年10月1日、松山市河原町の「フォーラム松山」跡地に常設館として「シネマルナティック」をオープン。こけら落としはパトリス・シェロー監督の『傷ついた男』。2005年7月1日には、同市湊町の「シネ・リエンテ」(※かつては松劇)跡地に2号館として「シネマルナティック湊町」をオープン。オープニング作品は『ゴッドファーザー』と『ゴッドファーザーPART II』。同年11月に1号館を閉じ、現在の「シネマルナティック」に集約。映写から受付まで運営を橋本氏がほぼ一人で切り盛りしている。ファンが多く、2011年には応援団である「シネマルナティックを守る会」が発足。様々なイベントや上映企画、宣伝活動などで劇場を支えた。(現在は休止中)上映する作品は「自分が観たい映画」。ライブ演奏付きの「無声映画上映会」などさまざまなかたちで映画の楽しみ方を提案し続けている。「映画が好き」という気持ちが結晶となった映画館である。


【塚本監督からシネマルナティックへのコメント】
自分の見たい映画を上映する。優しい相好でそう断言される橋本さん。橋本さんが映画館を運営される目的はそれに尽きるのだろう。映像、音響の品質、全てが自分合わせ。
ほとんど一人で駆け回ってらっしゃるが、大勢の応援団がいらっしゃり、昔から舞台挨拶で伺うと、たくさんの人が橋本さんを囲んだ。静かな佇まいでいながら、情熱が迸る映画館です。

【『野火』上映記録】
2015:8月4日(先行上映)/8月8日~8月21日 *舞台挨拶:8月4日
2016:8月23日
2017:8月12日~8月18日
2018:8月14日~8月17日
2019:8月15日
2020:8月15日
2021:8月15日
2022:8月15日
2023:8月15日
2024:8月13日(予定)

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