Published On Oct 13, 2021
碌山美術館は長野県安曇野市にある私設美術館です。
荻原碌山(1879-1910)は「東洋のロダン」といわれ、近代における日本の彫刻芸術の先駆者として知られています。
美術館の象徴的な建物である碌山館は、キリスト教の教会のような極めてシンボリックなデザインをしています。設計者の建築家 今井兼次(1895-1987)には碌山と共通点がありました、それは二人ともキリスト教徒であったこと、ヨーロッパで地域に根ざして生活と一体となった公共空間としての教会を見てきたことなどが影響しています。今井はガウディを日本に紹介したことでも知られています。建築はそれに関わるいろいろな方々の汗の結晶であるという真摯な考えのもと、当時きわめて厳しい予算の中で、地元の青年達の奉仕活動や子供達も煉瓦を運んだりしてできあがったという碌山館、まさに珠玉のような建物です。
1950年代の建築が次々と壊されていく昨今、碌山館は時代を超越して悠々と安曇野にたたずんでいます。
☆碌山美術館 http://rokuzan.jp/
♪MUSIC Surrender-Asher Fulero
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