Japanese train running sound and view in the car.(OSAKA/Hanshin-Railway/Series5700/TOSHIBA-VVVF)

阪神5700系5721Fの駅発着シーンと、5713F走行シーンです。VVVFは東芝製IGBT+PMSMの組み合わせで、4.0km/h/sの高加速度を誇ります。

・青胴車からジェットシルバーへ
2000年代の阪神普通列車のジェットカー陣営は、5500系VVVF車と5001形、5311形といった青胴車と呼ばれる旧型スタイルの車両が活躍していました。急行用の旧型赤胴車で最後まで本線に残った2000系は1000系に置換えられる形で2011年に姿を消し、青胴車の置換え目的で2015年に登場したのが5700系です。尚ジェットカーには2010年に5500系のマイナーチェンジ版である5550系が投入され、こちらは3M1Tで下り方先頭車が付随車となりましたが、5700系は両先頭車を0.5M仕様としてバランスを揃えています。車内は湾曲した大型袖仕切、座面高さを変えた「ちょい乗りシート」があり、ステンレス地のスタンションポールが目立つのか、個人的には少し殺伐として落ち着かない印象がありますが、これらは実用性に焦点を置いていて、滑らかな加速もあって乗り心地は快適と言えます。5700系は2015年に1本が投入された後、2017〜2023年に12本が投入され、最後の青胴車である5001形を破竹の勢いで置換えました。かつて青胴車が走り回っていたジェットカーは、今では銀色のジェットシルバーが目立つようになりました。

25.阪神電鉄 / Hanshin electric railway
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