Published On Jun 26, 2024
能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市門前町高根尾で、地域住民の植えたタチアオイ約1500株が、倒壊した家屋のがれきのそばでたくましく咲き誇っている。タチアオイは直径約10センチの花を咲かせ、花期が梅雨の時期に重なることからツユアオイとも呼ばれる。住民らが田園風景に彩りを添えようと約20年前に田んぼのあぜなどに植えた。花の咲き具合で梅雨の始まりと終わりを知ることができるとされ、農家にとって便利だ。花言葉は「豊かな実り」で縁起も良いという。ただ今年咲いたのは昨年の半分ほどという。元日の地震で集落では約50棟が全半壊し、2人が亡くなった。がれきは積み上がり、27世帯のうち22世帯が仮設住宅などに身を移した。人手も減り、花の世話にまで手が回らなかったという=水戸支局 谷口博威撮影 2024年6月26日公開
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