今回は現代のスピリチュアル・ムーブメント、オカルト、西洋占星術など、精神世界のあらゆる運動のルーツと言っても過言ではない、「神智学協会」についてお話ししています。
動画を見ていただければ、いかに私たちが現在「スピリチュアルの常識」と考えている内容の多くが、この神智学協会に原点を見出せるということがわかると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

とはいえ、この神智学協会の教えのすべてがオリジナルと言うわけではありません。
神智学協会によるオリジナルと言える教義はごく一部である、との専門家からの指摘もあります。

その一部の内容が、今回動画で軽く触れた、レムリアやアトランティスの話です。

『シークレット・ドクトリン』では、すべては「７つの組」になっており、7つの「周期」、７つの「根源人種」が存在して、より密度の濃く、霊性の低い鉱物などから人間を経て、より高次へと進化していくとしています。
また、根源人種は７つの地域にも対応しており、レムリアは第三根源人種、アトランティスは第四根源人種に該当しています。
（現在の地球は、第四周期にあるそうです。）

また、「物質界・アストラル界・メンタル界・ブッディ界・霊界・モナド界・神的界」の７次元の階層に分けたり、肉体を「肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体・コーザル体」の五次元の霊的身体に分類するといった考え方も含まれていました。

このように、エソテリック（秘教的）な教えも多数、教義の中に含まれていますが、より秘教的な内容に関しては、協会に２年以上在籍した人だけが入れる「秘教部」にてイニシエーションがされていたようです。

神智学の教義に興味がある方は、ぜひ以下の本を手に取ってみてください。
（『神智学の鍵』が、Q＆A形式で書かれているので読みやすいです）

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■神智学の鍵│H・P・ブラヴァツキー (著), 田中恵美子 (翻訳)│‎ UTYU PUBLISHING
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■シークレット・ドクトリン 宇宙発生論《上》│H・P・ブラヴァツキー (著), 田中恵美子 (翻訳), ジェフ・クラーク (翻訳)│‎ UTYU PUBLISHING
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チャプターリスト（目次）
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00:00 オープニング
01:38 動画のトピック
02:17 「神智学」とは？
04:42 神智学協会の教義
12:16 神智学協会における４人の重要人物
18:18 神智学協会の沿革
26:36 まとめ
26:58 神智学協会のおすすめの本
28:07 ブラヴァツキー夫人の言葉～エンディング