澳門特別行政区が「東アジア文化都市」に選定
桜の華 桜の華
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 Published On Sep 12, 2024

2025年「東アジア文化都市」の宣布式が9月12日に日本の京都府で行われ、中国の澳門(マカオ)特別行政区が初めて「東アジア文化都市」に選定された。澳門特別行政区政府は、欧陽瑜社会文化司司長が率いる代表団を京都に派遣して授与式に出席し、国際都市としての輝かしい選定証書を手にすることになった。

「東アジア文化都市」の選定を受け、澳門特別行政区政府は「一帯一路」(the Belt and Road)の重要な拠点としての強みを活かし、国際的な人的文化的な交流を一層強化していく。また「東西の融合とアジアの調和」をテーマに、大規模な文化博覧会や国際会議、無形文化遺産の展示、公演、文化・スポーツ・観光に関連する様々なイベントを年間を通じて展開していく。同時に、2025年の「東アジア文化都市」選定を機に、都市文化をより豊かなものにし、公共文化サービスや施設の充実を図り、「中華文化を主流とし、多文化共存の交流拠点」としての澳門の役割を強化し、国内外の文明交流と相互理解を促進していく。

「東アジア文化都市」の選定は、中日韓首脳会議の精神を実現するために、三国が共同で発足させたアジア初の国際的な文化都市命名プロジェクトとなる。これは、中日韓三国の人文領域における重要な成果で、東アジア地域における文化協力の成果でもある。三国は、歴史的文化の深い繋がりや共通性、伝統の類似性を活かし、文化や芸術、観光などにおける交流と協力を通じて、地域内の文化的国際競争力を高めることを目的としている。

同日、中国の澳門特別行政区政府のほか、おなじく中国の浙江省湖州市、日本の神奈川県鎌倉市、韓国の京畿道安城市の4都市が2025年「東アジア文化都市」に選定され、選定証書を授与された。

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