地絡過電圧継電器特性試験 電験3種の仕事
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 Published On Feb 15, 2022

高圧太陽光発電所の地絡過電圧継電器の試験の解説です。
年に1度の年次点検での、オムロンの k2zc-k2gv-nc の動作特性試験です。
試験機は双興のADGR-1000HKを使っています。

電気主任技術者といっても様々な職種・ポジションがあり、ほかの人にとってのあたりまえのことが、自分にとっては特別なことであるようなことが多くあります。
また、試験で電験3種・2種を取得して(幸運にも)いきなり高圧・特高設備の専任になった場合、実務経験、特にこの継電器試験をする機会に恵まないと思います。
そして、試験機をほとんど使ってこなかった人でも、設備増設や故障で急に、または転職により、実際にやらなければならない状況になることも十分にありえます。
また、残念ながら、電気保安関連の組織中でもリレー試験の係が決まっていたりとほとんど教えてもらえる機会もなく、さらには好意によりせっかくご指導いただいても現場での仕事中ではあっというまに終わり、さらに次に自分が行うのは数か月後、なんて状態におちいる人も多いかと思います。
私もこういう試験を監督する立場、つまり、自身で試験機を使って測定しない主任技術者の仕事をやってきたため、転職した現在、非常に苦労しており、なんとか覚えるためにこのような動画にまとめています。
停電の時間は決まっており、その中でなにか間違えて設備をこわしたらとんでもないことになる、そんなプレッシャーの中、おろおろしている自分を周囲が見下しているような気がしてくる、”何やってんだ”、そんな言葉に頭が混乱して思考が飛んでしまう・・・。きっと同じようにそんな苦しい思いをしている方もいるだろうと思い、動画を公開することにしました。
この動画が微力ながらもそういう方々の一助になれば、うれしく思います。

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