モノづくりの街、東大阪市に癒しの空間が誕生です。

　１０月３日メディアに公開されたのは、５日にオープンする「チームラボ：風と雨と太陽の草原」に前田春香アナウンサーがやってきました。デジタルアート集団「チームラボ」が手がける作品群です。

　チームラボといえば、デジタルテクノロジーを用いた没入できるアートで有名ですが、今回はこれまでとは一味違うそうで…作品のテーマは「自然」。風や光、雨などの自然現象が作り出す環境そのものをアート作品として体験できます。こちらは、雨の日の夜にだけ見ることができる景色。自然が作るアートのため、体験できるかどうかは天気次第なんです。ほかにも…

　（前田アナ）「こちらにはとある仕掛けがあるそうなんです」

　階段を上ると…

　（前田アナ）「わあ！水が出てきました」

　３日はあいにくの雨で、何も見えませんでしたが…風のない晴天の日の正午ごろ、１時間だけ見ることができる「虹の輪」が現れます。

　（チームラボ　猪子寿之代表）「ふだん都市部では感じられないような体験を作りたい」

　大阪で２つ目となるチームラボの常設展。なぜ、モノづくりの街、東大阪市を選んだのかというと…きっかけとなったのは、１９４８年創業のお菓子の缶などを作る「大阪製罐」。モノづくりの街をアートで盛り上げたいと、チームラボに作品づくりを依頼しました。草原は敷地の一部を壊してつくったそうです。

　（大阪製罐　清水雄一郎社長）「（Ｑ東大阪市にチームラボの作品ができる意味合いは？）人が目的地にする場所が東大阪には少ない。世の中の人たちが来てみて感じてもらって何か変わるきっかけになる場所になるかなと。（東大阪市が）さらに面白い街になってもらえたらうれしい」

　オープンは１０月５日（土）。同時に開業するカフェの利用客のみが入れるということです。

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