Published On Feb 23, 2019
30年以上にわたって東京の地下を走り続け引退した車両が、自動販売機として生まれ変わり東京メトロ「溜池山王駅」に登場しました。
先頭車両をイメージしたライトに「溜池山王」の文字盤も。こちらは東京メトロ銀座線の車両の一部を用いた世界に1台のオリジナル自動販売機です。
使用されたのは、1984年に誕生し、2017年3月に鉄道ファンから惜しまれつつも引退した銀座線01系の車両です。自動販売機には、東京メトロのロゴプレートが活用されたほか、こんな仕掛けも。「お金のかけ込み投入はおやめください」「足元にご注意ください、出口は下側です」東京メトロの現役車掌による、車内アナウンス風のユニークな案内が流れます。
銀座線の生まれ変わった姿に思わず写真を撮る人も。「うち息子が4歳で電車が大好きでつい反応してしまう」「珍しいのでいいと思う。かわいいしレトロでいい」「再利用素晴らしいと思う。どんどんこういうの増えていけばいい。これから毎日買う」などと話していました。
昭和と平成の2つの時代を駆け抜けた車両は、新たな形に姿を変えこれからも東京の地下を支えます。
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