Published On Mar 18, 2020
子供たちの門出の日です。静岡市の公立の小中学校で、3月18日、卒業式が行われました。2020年は、新型コロナウイルスの感染防止の対策が取られる中での式となりました。
静岡市駿河区の中田小学校では、6年生121人が旅立ちの日を迎えました。新型コロナウイルスの感染防止のため、体育館での卒業式では座席の間隔を空けたり、換気するなどの対策が取られました。
在校生の参加を見送るなど、いつもとは違う式となりました。
大石英之校長「例年とは違う、制限のついた卒業式を行わせていただくことをお許しください。ここにいる全員で精いっぱい、卒業生をお祝いしましょう」
マスク姿のこどもたちも、卒業証書を受け取る時だけはマスクを外し、壇上で笑顔を見せていました。
式の最後に、子供たちの歌声が会場中に響き渡ると、保護者たちは目に涙を浮かべていました。
卒業生「(Q.卒業式が開催できましたが)うれしい。みんなでオシャレできてワイワイできるから」「卒業式をできない学校もある中で、この一日がどれだけ大切なのか実感した」
静岡市教育委員会によりますと、市内の公立小中学校では約1万600人が慣れ親しんだ学び舎に別れを告げました。
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