【義太夫 猩々】藤間勘吾、藤間勘楊
藤間勘之介 藤間勘之介
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 Published On Sep 21, 2024

【猩々(しょうじょう)とは】
『不老長寿の福酒を人間に授ける』という中国の伝説をもとにしたもので、能の『猩々(しょうじょう)』が作られた。

そこから
・長唄の『二人猩々(ににんしょうじょう)』
・義太夫の『猩々(しょうじょう)』
・一中節の『猩々(しょうじょう)』
などなど派生していった。

今回は、勘楊の師匠 「藤間勘吾」 師と「藤間勘楊」による素踊りでの演出。
一般的には衣裳つけでの上演が多いが今回は素踊りを選択。


【内容】
唐土の揚子の里に、高風という親孝行な酒売りがいた。
その高風の元に市が立つごとに酒を買って飲む客がいるが、その客はいくら飲んでも顔色が変わらない。不審に思って名を尋ねると、潯陽の海中に住む猩々だと名乗る。
月の美しい夜、潯陽で高風が酒を持って猩々を待っていると、猩々が海中より浮かび上がって、酒を飲んでは舞い遊ぶ(中之舞)。
最後に猩々は、汲めども尽きぬ酒壷を高風に与えては消えていく。

※諸説あり




#日本舞踊 #猩々 #藤間勘楊

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