会津美里町雀林・法用寺で行われた御詠歌の奉納の記録です。 東北でいち早く仏教文化が花開いた会津には、三十三観音の霊場があり、集落ごとに観音講というグループを作って観音めぐりをする風習がありました。 また、人が亡くなった際、初七日、二七日、三七日、そして四十九日の納骨まで、近所の女性たちが集まって歌詠み(御詠歌)をするという風習があります。