『野田市歌』~野田市の歌~(古関裕而)
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 Published On Mar 16, 2022

野田市の歌、「野田市歌」です。
野田市の市制施行を記念して、昭和25年に制定されました。

・詞者(香取佳津見)
 香取佳津見氏は、大正7年1月1日千葉県香取郡香取町に生まれました。昭和10年旧制佐原中学校を卒業し、佐原郵便局に就職されました。昭和51年に同郵便局を退職後、香取地区老人クラブ会長、佐原市の民生委員児童委員を務めました。平成元年8月には、千葉県知事から多年の福祉活動に対して感謝状を受けています。

・作曲者(古関裕而)
 古関裕而氏は、明治42年8月11日福島県福島市に生まれました。昭和4年に舞踏組曲「竹取物語」がイギリスロンドン市のチェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに応募し、2等に入選しました。昭和5年にはコロンビア専属作曲家として入社するため上京しました。その後、「長崎の鐘」、「全国高等学校野球大会の歌」、「オリンピック・マーチ」などを作曲しています。

・制定の経緯
 野田市は、昭和25年5月3日に県内8番目の市として市制を施行しました。その記念行事のひとつとして市歌を作ることが決まり、歌詞を一般から広く募集したところ、254名の応募があり、審査を経て、香取佳津見氏の作品が1等となり歌詞が決定しました。その後、古関裕而氏により曲が作られ、11月2日に興風会館大講堂において、野田市主催、野田地方文化団体協議会後援、野田洋楽会賛助による「市歌発表音楽会」が開催され、野田市歌が市民の前に披露され、11月3日に制定されました。

(野田市ホームページより引用)

合唱:
野田市立東部中学校選抜合唱団
関宿町立木間ケ瀬中学校合唱部

演奏:
野田市立東部中学校吹奏楽部

録音:
平成15年5月1日(木)
野田市文化会館大ホール

歌詞:

朝風はこころに香りて
街並はみどりに晴れゆく
おお野田市平和のふるさと
建設の鐘さえ高鳴り
はつらつとあすへはばたく
その力つばさとつよし

むらさきの歴史はかがやき
醸造のこだまはひびこう
おお野田市希望のふるさと
貿易の歌さえ弾みて
隆々とあすへ伸びゆく
その誇りみそらとたかし

江戸川の流れもさやかに
新文化泉とあふるる
おお野田市民主のふるさと
人の和の花さえ微笑み
絢爛とあすへ栄える
その姿ひかりとすがし


余談
偉大なる古関先生が作曲くださったこの曲、残念ながら市民へはそこまで浸透していないと感じます。ぜひとも市内の小中学校で教えるべきだと切に思う高校生の主です。

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