Published On Sep 29, 2023
想わず画面を破壊したくなる
知った顔が知った顔で歌ってる
「貴方だってさ、彼と同等の値打ちがある」みたいな慰めを貰い
「奴は春の宇宙で、お前はバネの空間」って言われた様な気持ちになる
傷つけてしまった人や 愛してくれた母さんや いつかの俺を混ぜた声で
頭の中、詰問は続く
問A・数多に現存し未だ尚、増えて止まぬ詩を何故、妄念に憑かれた様に拵え続ける?
永い熟考の果てに黙ってしまう
「不安の種が発芽して さもしくあだ花は咲いて 思う壺でそいつを活ける 詩を紡ぐ道理などはそう」と言え、俺の血。
こじらせたままの夢は、もはや半生のトレードマークさ
イメージはいつでも嘲笑と罵声と怒号で揺れるアウェイで 時が凍る様なソウルを
写真で見るいつかの俺を、広辞苑で見る『適当』って熟語を見る様な憐れみを帯びた眼で見るのはもう止めにしよう
良くて未来、普通で過去、悲惨ならばまた来世
現在、存在しない的に希望の矢を射るのはもう止めよう
さぁ、リスタートだ ロッキーのテーマを脳内再生
棺桶リストに記す 「かつての俺より鋭い閃光を放ちたい」
それをさして、鬼が集う寄席で落語をやる様な行為だと嘲る輩には
「リスク上等。不様上等。」と言え、俺の血。
こじらせたままの夢は、もはや半生のトレードマークさ
イメージはいつでも嘲笑と罵声と怒号で揺れるアウェイで 時が凍る様なソウルを
癒えぬ痛みに、のたうち回りゃ尚、揺れるアウェイ
失笑を大人買うも 苦し紛れに伸ばした脚の先の爪が今、革命に届きそうだった
伸ばした脚の先の爪 革命に届きそうだった爪
山田亮一
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