【ネタ列車の旅】国鉄最後の電気機関車 EF64型1000番台を楽しむ旅【スーツ休暇2019その11】 池袋駅~横川駅 4/7-01
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 Published On Apr 13, 2019

お礼
ツイッターでEF64-1000代の写真を募集したところ、大変多くの方から素材を提供いただきました。こんなに多くいただくとは思っておらず、全て紹介することができなかったことを申し訳なく思います。頂いた写真は全て保存させていただきました。今後も参考画像として使用させていただくことがあると思います。本当に、ありがとうございました。

国鉄時代に製造された現代型電気機関車のあらまし
EF60型は主に貨物列車けん引用に、EF61型は高速旅客列車けん引用にそれぞれ製造されました。これらは平たんな東海道山陽本線での運用を見込まれたものです。続いて登場したのが国鉄最急こう配、信越本線横川~軽井沢間を運転経路に含む列車で本務機として使用されるEF62、同時に碓氷峠専用のEF63が製造されました。最高66.7‰に対応した重装備で、平たん路線での使用は想定されていませんでした。EF64はEF62,EF63ほどの重装備は必要としないが、EF60,EF61よりは急こう配に対応でき、平たん路線でも活躍できる機関車として設計、製造されました。EF63とよく似た顔つきで、奥羽本線福島~米沢、上越線水上~石打ではEF63同様、補助機関車としての運用にもあたりました。貨物運用では中央本線・伯備線が中心で、しばしば重連にて貨物列車けん引の任にあたっています。補助機関車運用は現在でも臨時「カシオペアクルーズ」にて行われており、EF81の前補機として活躍する姿を見ることができます。更新形式の1000番台は国鉄最後の電気機関車として知られ、1980年から製造がはじまりました。高崎所属の1001号機は10年と経たず茶色に白帯の専用塗装に変更され、国鉄末期に復活したEF55-1後補機として長く活躍しました。EF55-1引退後も独自の塗装を保っていましたが、2017年の検査出場時に白Hゴム・国鉄一般色への変更、JRマークの削除が実施され、往年の装いで運行されています。なお、長岡にもEF64-1000代の配置があり、北陸・鳥海・出羽・あけぼのなど特急用として使用されました。それらのうち、EF64-1051,1052,1053は高崎に転属し、従来使用されていたEF64-38,39などを置き換え、EF64-1052には1001の茶色塗装がなされています。近頃は東海道本線での運用も獲得し、廃車が少しずつ進みつつも、まだまだ長くその活躍を楽しめると思われます。

スーツブログ(2019年2月開設)執筆は私でない場合があります。


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2019年4月7日

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