惜別の歌 藍川由美
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 Published On Nov 17, 2021

藍川由美さんの歌唱で、惜別の歌です。藍川さんの抜群の歌唱力が光ります。
この曲は作曲者である藤江英輔さんが中央大学予科の学生で軍需工場での勤労動員されていた時に、島崎藤村の詩に曲をつけたものです。学生の中で広まりやがて戦場に出征する仲間を送る際に歌われたそうです。
戦後同名の映画(内容は別)が製作され当時大スターであった小林旭さんが唄い世間一般に知られるようになったそうです。しかしその際に3番までしか歌われなかったので、歌の意味が中途半端になっています。
この曲の制作の過程を詳しく記載したブログ(二木紘三のうた物語)がありますので、下にアドレスを貼っておきます。ぜひご覧ください。
https://duarbo.air-nifty.com/songs/20...
画像はフリー画像及び中央大学HPから借用させていただきました。

惜別の歌 作詞 島崎藤村 作曲 藤江英輔

遠き流れに堪えかねて この高殿に登るかな
悲しむなかれわが友よ 旅の衣をととのえよ

別れといえば昔より この人の世の常なるを
流るる水をながむれば 夢はずかしき涙かな

君がさやけき瞳の色も 君くれないの唇も
君がみどりの黒髪も またいつか見んこの別れ

君のゆくべき山川は 落つる涙にみえわかす
袖のしぐれの冬の日に 君に贈らん花もがな

#惜別の歌 #藍川由美 #中央大学

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