共働き夫婦は要注意!夫死亡でなぜ年金生活は苦しくなるのか?
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 Published On May 9, 2020

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夫婦共に会社員で厚生年金に加入していた場合、将来、夫婦で受取る年金の合計額は多くなりますが、年金生活中に夫に先立たれると年金収入の落ち込みはとても大きく専業主婦の方よりもダメージが大きくなるという事をご存知でしょうか。なぜそのようなことが起こるのか?それは遺族年金の仕組みの落とし穴があるからなんです。

夫が亡くると、妻には「遺族厚生年金」というものが支払われるのですが、その額は夫の老齢厚生年金の4分の3です。しかし、老齢厚生年金を受けている方が遺族厚生年金を受け取る場合は自分の老齢厚生年金に相当する金額の遺族厚生年金が支給停止になるんですね。

でも専業主婦だった方の場合、もともと老齢厚生年金をもらっていませんので、遺族厚生年金は全額支給されます。しかも全額非課税になります。しかし共働き夫婦の場合は、妻も現役時代に会社員をしていたので、自分自身の老齢厚生年金をもらっていますから、遺族厚生年金のかなりの部分は支給停止になります。

そうなると、専業主婦だった方はまるまる非課税の遺族厚生年金が支給されるのに、共働き妻の方は非課税の遺族厚生年金はわずかな金額で、自身の老齢厚生年金には税金がかかるということになってしまうんですね。

因みに年金から引かれる税金は、所得税、住民税、介護保険料、国民健康保険料、後期高齢者医療保険料となっています。詳しくは動画で解説していますので是非ご視聴ください。

#年金生活 #共働き #遺族年金

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