Published On Mar 26, 2024
今年の1平方メートルあたりの土地の取引価格が公示されました。
福岡県内の平均価格は住宅地・商業地・工業地いずれも上昇し、商業地の上昇率で全国1位。住宅地が2位となっています。
県内で最も高い値がついたのは福岡市天神の旧天神コアを含む商業地です。
公示価格は1平方メートルあたり1180万円です。
衣旧福岡ビルなどと一体化し地上19階・地下4階の新しいビルが来年春に開業する予定です。
気になる住宅地の価格です。調査対象の51市町のうち42市町で住宅地の価格が上がっています。
福岡市や太宰府市、筑後市、久留米市などが10年以上連続の上昇。北九州市や直方市は3年連続の上昇です。
柳川市と八女市が下落・横ばいから上昇に転じています。
住宅地の価格上位はお馴染みです。
福岡市中央区大濠1丁目が48年連続の1位。
中央区今泉2丁目とけやき通りそばの中央区赤坂2丁目が続きます。
続いて、前の年から大きく値が上がった住宅地です。
福岡市天神から車で30分あまりです。
古賀市が「上昇率」でお隣りの新宮町や福津市をしのぎました。
もともと住宅地だった花見南2丁目ではあちこちでコンパクトな住宅の建設が進んでいます。
今の庄2丁目は九州道のインターにも近い立地です。
福岡市中心部のマンションの在庫不足と価格上昇を受け博多区南部が割安感で人気を博しています。
2年間で37%近くも上がったのが西鉄「雑餉隈」駅に近い博多区麦野3丁目です。
投資需要も旺盛ということです。
博多区諸岡1丁目はららぽーと福岡の開業効果が続いています。
また、諸岡5丁目はJR・笹原駅、西鉄・井尻駅どちらも近く交通の便に優れます。
こちらは、高級住宅街。屋上へ続く素敵な螺旋階段も見えます。
西鉄「平尾」に近い福岡市南区市崎が200位以上順位を上げました。
土地と建物で1億円を超える成約もみられるそうです。