鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の車内放送音声です（カセットテープ音源）。
鹿島臨海鉄道の貨物線である鹿島臨港線は、1978年に北鹿島（現：鹿島サッカースタジアム）～鹿島港南間15.4kmにおいて旅客営業が開始され、鹿島神宮～北鹿島間3.2kmを国鉄鹿島線に乗り入れることにより、鹿島神宮～北鹿島～鹿島港南18.6kmの区間において一日３往復の旅客列車が運行されていました。しかし1983.12.1に旅客営業が廃止され、鹿島臨港線は再び貨物線となり現在に至っております。

　乗車・収録したのは旅客営業廃止を目前に控えた時期でしたが、乗客は数えるほどでした。しかし、久々に再会した友人との乗車ということで、当時中１の私はテンションが高揚してしまい、会話が非常に煩い状況となってしまいました・・。収録は全区間で行ったのですが非常に聞き苦しいため、残念ながら一部区間のみの公開とさせていただきます。

　余談ですが、鹿島臨港線の旅客営業開始により、国鉄鹿島線の鹿島神宮～北鹿島間に旅客列車が走ることとなり、国鉄線の乗りつぶしをする上でこの区間を対象とするか否か趣味者の間で物議をかもす事態となっていました。旅客営業廃止により一時は踏破不能となってしまいましたが、大洗鹿島線の開業により旅客営業が復活し、楽に踏破できるようになりました。

収録日 　1983.11.3
収録車両 鹿島臨海鉄道キハ1002（元国鉄キハ10）
［鹿島臨海鉄道鹿島臨港線］
鹿島神宮 8：38
北鹿島 　　レ　（方向転換のため運転停車）
神栖　 　8：56
鹿島港南 9：03

次のとおり収録しました。
0:00:00 鹿島神宮～北鹿島
0:05:24 神栖到着・発車
0:09:00 鹿島港南到着

車内の静寂度★☆☆☆☆
音声のひずみや北鹿島到着手前で一時音声が途切れるなど、録音技術素人な点ご容赦ください。