#100分de名著
ラジオ脳と心のはなし(ラジオ 脳と心のはなし) ラジオ脳と心のはなし(ラジオ 脳と心のはなし)
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 Published On Mar 28, 2017

Eテレ「100分 de 名著」 名著53 『歎異抄』
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousboo...

司会 : 伊集院光 、礒野佑子
講師 : 相愛大学人文学部教授、比較宗教学者 釈徹宗さん
出演 : かもめんたる(お笑いコンビ)
親鸞の声 : 志賀廣太郎(俳優)
語り : 小口貴子

第4回「人間にとって宗教とは何か」
<引用ここから>
親鸞ほど、人間の「光」と「闇」の間でゆれ動いた信仰者は稀だ。浄土仏教への信仰を貫きながらも、我が身の罪深さ、自分の信仰が偽物ではないかとの懐疑に懊悩し続けた。そんな親鸞を支えていたのが「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに、親鸞一人がためなり」との確信だった。あまりにも有名な親鸞の言葉だが、常識的に考えれば、傲慢ともとれる言葉だ。しかし、深く読み解いていくと、そこには、我が身一身でこの教えを引き受け、その切実さを生き切ろうという親鸞の実存的な決断がある。第四回は、「歎異抄」後序に記された親鸞の信仰人としての生き様を通して、「人間にとって宗教とは何か」を考えていく。
<引用ここまで>

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