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浅田真央さんや宇野昌磨選手など、フィギュア王国・愛知をけん引してきたスケーターたち。その次世代を担うニューヒロイン候補の小学生がいます。

　愛知県北名古屋市の小学6年生、上薗恋奈選手(12)。

　今シーズン、全日本ノービスで世代の日本一に輝くなど注目度急上昇中のスケーターです。

　「フィギュアスケートは、1人で観客の方々に表現できるのが魅力だと思います」（上薗恋奈 選手)

　持ち味は、長い手足を活かした表現力とスピード。

　小学生ながら、大人びたプログラムも滑りこなせる実力の持ち主です。
　
　浅田真央さんや宇野昌磨選手を育てた樋口美穂子コーチの指導を受けています。

　「人間的にすごく素直で努力家、それが演技にも出ている感じがします。総合的にすべてを持っていると思います」（樋口美穂子コーチ）

　また、樋口コーチによると、上薗選手と浅田真央さんには「コツコツ延々と真面目に練習を続ける」という共通点があるそうです。

　一方、リンクを離れると「宿題ができない」と勉強に追われる普通の小学生。

　部屋にはたくさんの『クレヨンしんちゃん』グッズ。

　実は、スケートリンクに持っていくティッシュカバーも、しんちゃんなんです。

　「おもしろいところやかわいい部分が好きです。気づいたら好きになっていました」（上薗恋奈 選手)

　2月下旬に行われた愛知フィギュア。

　上薗選手は、来シーズンから本格参戦するジュニアのカテゴリーで出場しました。

　ショートプログラム4位で迎えたフリー。

　連続ジャンプなどスピード感のあるジャンプを次々に決めると、小学生離れした情熱的なステップで会場を盛り上げます。

　なんと中学生や高校生もいる中、大逆転優勝を果たしました。

　「来シーズンはトリプルアクセルを跳べるようにしたいのとジュニアグランプリシリーズに出たいです」（上薗恋奈 選手)

※樋口美穂子コーチの「樋」はしんにょうの点一つが正式表記です。

（2月28日　6:00～放送　メ～テレ『ドデスカ！』より）

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