【診療放射線技師国家試験】 直前確認 (5) 肝臓
国試の部屋 国試の部屋
8.56K subscribers
1,640 views
21

 Published On Jan 23, 2024

今回は肝臓を扱います。肝臓はあまりにも内容が豊富で出題率が高いので単独で扱わせて頂きます。
肝臓が他の臓器と異なる最大のポイントは門脈系という特異な循環経路が存在することです。門脈は腸管から吸収された沢山の栄養分や有害物の処理を一括して行うために特別に肝臓への直接経路として形成された循環系です。
肝臓には肝動脈と門脈という2つのインプットが存在しますが、圧倒的に門脈が太く、肝血流の8割は門脈由来となります。
肝臓の疾患は沢山ありますが特にウイルス肝炎→肝硬変→肝細胞癌という流れが重要です。肝硬変、肝細胞癌の原因として最も多いのはC型ウイルス肝炎です。
最後にヨード造影剤によるdynamic CTとともにMRI造影剤としてのGd-EOB-DTPAの重要性を認識しましょう。

show more

Share/Embed