Published On Oct 24, 2022
JFL鈴鹿のカズは奈良クラブ戦の後半31分からピッチに立ち、自身の持つ最年長出場記録を55歳238日に更新した。メインスタンドはほぼ満席の1万4202人を動員。JFLとは思えない熱気での試合に、キングもテンションが上がっていた。
「これだけのお客さんが集まってくれると選手としても幸せ。奈良クラブのみなさんが頑張って、奈良の人も協力してのことなので、良かったと思います」
J3昇格を目前にした奈良クラブの勢い、努力だけでなく、自身の知名度、人気がJFL史上2番目となる動員記録へ導いたのは間違いない。
奈良クラブは4試合を残し、来季のJ3昇格へ必要な1試合平均2000人をクリアした。
試合前には、金田喜稔氏、都並敏史氏、木村和司氏、戸塚哲也氏による「レジェンドトークショー」を開催。滅多に揃わない懐かしのOBが古都・奈良に集結、この日のために知恵を絞った運営、集結したサポーター、そして千両役者のキングカズ。秋晴れのスタジアムは三者三様の笑顔が弾けていた。
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