【監督が語る】山下敦弘監督活弁初登場‼️水のないプールで揺らめく少女たちの心の葛藤と解放を描く映画「水深ゼロメートルから」を語る‼️活弁シネマ俱楽部
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 Published On May 21, 2024

☆テーマ
イントロダクション
映画『1秒先の彼』
宮藤官九郎との関係性
映画『カラオケ行こ!』
映画『化け猫あんずちゃん』
:第77回カンヌ国際映画祭 監督週間正式上映作品
映画『水深ゼロメートルから』:企画の経緯
城定秀夫監督との交流、作品の印象
『水深ゼロメートルから』:最初の印象
“背伸び”
映像化の流れ
ロケーション、空間設計
作品スケジュール
キャスティングの背景
それぞれのキャラクター構築
舞台劇から映画への脚色
“水の無いプール”
舞台装置としての“砂”
作中で描写される問題意識
原作・脚本:中田夢花が描きたかったもの
撮影時、印象に残ったこと
監督という役割を演じる
舞台劇とは異なる演出
リンカとココロ
ラストシーン・雨降らし
参考にした作品
完成後の印象
今後の展望

☆イントロダクション
「カラオケ行こ!」「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督が、2019年に開催された第44回四国地区高等学校演劇研究大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞した徳島市立高等学校の同名舞台劇を映画化した青春群像劇。

高校2年生のココロとミクは体育教師の山本から、夏休みに特別補習としてプール掃除を指示される。水の入っていないプールには、隣の野球部グラウンドから飛んできた砂が積もっていた。2人が嫌々ながらも掃除を始めると、同級生で水泳部のチヅルや、水泳部を引退した3年生のユイも加わる。学校生活や恋愛、メイクなど何気ない会話を交わすうちに、彼女たちの悩みが溢れ出し、それぞれの思いが交差していく。

舞台版の原作者・中田夢花が脚本を手がけ、メインキャストにはココロ役の濱尾咲綺、ミク役の仲吉玲亜、チヅル役の清田みくり、ユイ役の花岡すみれらフレッシュな顔ぶれがそろった。

☆スタッフ
監督 / 山下敦弘 
出演 / 濱尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれ、三浦理奈、さとうほなみほか

☆監督紹介
1976年生まれ。愛知県出身。
大阪芸術大学卒業制作の『どんてん生活』(99)が評判を呼び脚本・向井康介との“ダメ男三部作”『ばかのハコ船』(03)、『リアリズムの宿』(04)でオフビートな作風を確立、『リンダ リンダ リンダ』(05)のスマッシュヒットへと繋がった。『天然コケッコー』(07)では報知映画賞監督賞、毎日映画コンクール日本映画優秀賞等を受賞、高評価を得る。以降『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)、『もらとりあむタマ子』(13)、『味園ユニバース』(15)、『オーバー・フェンス』(16)と順調にキャリアを積み重ね、作家性と娯楽性とを兼ね備えた作風へと移行していく。『ハード・コア』(18)では芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。一方で野木亜紀子脚本による連続ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」(20)やAmazon StudioのModern Love Tokyo短編「最悪のデートが最高になったわけ」(22)などドラマや配信作品なども手がけ、その後も宮藤官九郎脚本の『1秒先の彼』(23)、大ヒット作となった『カラオケ行こ!』(24)、『水深0メートルから』(24)、フランスとの合作映画でもあるロトスコープアニメーション『化け猫あんずちゃん』(久野遥子との共同監督)と多岐にわたる作品をリリースし続けている。

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