2021年6月5日に、特急スーパーはくと号を利用して神戸市の三ノ宮駅から鳥取駅まで往復しました。ご存知のように、スーパーはくと号は智頭急行に所属する気動車特急です。智頭急行智頭線は、もともと国鉄陰陽連絡線として計画されていましたが、採算の面で一旦工事が中断したところを、時の鳥取県知事が第三セクターでの運営引継ぎの検討を開始した事で、今に至っています。単線非電化なのですが、大半は高架で構成され、路線の約40%はトンネルです。高速化対応は特急車輌を含めてなされており、営業最高速度は130Km/h、大阪と鳥取を2時間30分で結ぶ瞬足です（始発は京都）。それ故に、旅行やビジネスになくてはならない路線になりました。
では、この路線が影も形も存在しなかった1964年9月に鳥取に鉄道で行こうとするとどうなるか、非常に興味があります。そこで、2021年5月9日以来となります、時刻表完全復刻版（1964年9月号）の旅をする事と致しました。
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