05 生田流箏曲雅会・筝和くわく塾【第15回地域伝統芸能今昔物語 熊谷市大里生涯学習センター文化ホール 2022.11.23撮影】
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 Published On Feb 13, 2023

埼玉県芸術文化祭2022地域文化事業
第15回地域伝統芸能今昔物語 「映像記録会」
―埼玉県熊谷市・伝統芸能の力―
令和4年11月23日(水・祝)
熊谷市大里生涯学習センター文化ホール

制作:埼玉県芸術文化祭2022地域文化事業 熊谷市実行委員会
撮影・編集:株式会社バインドワークス
監修:熊谷市立江南文化財センター

いくたりゅうそうきょくみやびかい・ことわくわくじゅく そうきょく「なおざねぶしへんよう」
05 生田流箏曲雅会・筝和くわく塾 箏曲「直実ぶし変容」

 生田流箏曲雅会は、流派を超えた真のあるべき箏曲の美しさや素晴らしさを伝えるために、会主の齊藤雅楽和氏を中心に、様々な舞台にて演奏を披露している。また、文部科学省・文化庁委託事業として、箏和くわく塾を運営し、多くの若き演奏家の育成を行っている。
 今回は齊藤氏が同演奏会のために作曲した箏曲「直実ぶし変容」が演奏された。
 箏曲「直実ぶし変容」は、熊谷出身の武将・熊谷次郎直実を描いた民謡の「直実ぶし」を題材とした、箏・17弦による合奏曲。「直実ぶし」「青葉の笛」に続いて、間奏(手事)に箏の合奏が入る。合奏は、青葉の笛の旋律をモチーフに使って作られた部分と、直実ぶしの旋律をベースに、古くから伝えられている箏曲の掛け合いの拍子や「すくい爪」「掻き手」の奏法を使い、曲の旋律が変容する流れをたどる。
 曲の描写は、源平の武将たちが、馬に乗って集まって来る様子から始まり、後に直実ぶしの旋律から離れ、源平合戦、「須磨」「一の谷の戦い」を彷彿させた、激しい場面へ展開し、また民謡の原曲に戻り終曲する。齋藤氏の薫陶を受けた若手の演奏者、熊谷市立中条中学校で筝曲を学ぶ生徒が修練の成果を発揮する演奏となった。

地域伝統芸能今昔物語については「伝統芸能の世界」をご覧ください。
http://www.kumagaya-bunkazai.jp/kouna...

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