二十八珊榴弾砲は日露開戦前年の明治36年には旅順投入が検討されていました。この理由は戦史ではあまり明らかにされておりませんが、当時の情報を総合するとなんら不思議な話ではなく、陸軍の機密情報に接することが出来る人物であれば当然の話であります。ただ、この二十八珊榴弾砲を如何にして運用（砲の移動、砲床の布設、砲弾の補給など）するのかという点に関しては、話が変わり前年から検討されていたからこそ、第二次総攻撃に間に合ったと考えられます。
「機密日露戦史」をまとめられた谷中将が、もう少し詳しく書き残されていたらこの疑問は簡単に解決したと思います。

目次
00:00 前振り
01:12 動画紹介
02:24二十八珊榴弾砲投入を進言した人物は
07:31旅順要塞での諜報活動
09:51日本が把握した旅順要塞の秘密
12:43なぜ、二十八珊榴弾砲なのか
15:00誰が二十八珊榴弾砲に気が付いたのか

参考資料
明治卅七八年日露戦史
日露戦争秘史旅順攻囲秘話
九州砲兵概史
日本の大砲
戦陣叢話
機密日露戦史
静岡県徳行録
沼津兵学校附属小学校
偕行社記事
軍事と技術
大山・児玉・乃木
職員録 明治３６年
日露戦史史料旅順攻囲
他
海外サイト
過去動画参照
ＷＩＫＩ
ニコニコモンズ

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#日露戦争#旅順攻囲戦#二十八珊榴弾砲#旅順要塞#二十四珊臼砲