場所打杭【全回転式オールケーシング工法】
株式会社 松浦組 株式会社 松浦組
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 Published On Feb 8, 2019

栗東水口道路三ツ池高架橋下部工事 において、場所打ち杭の施工風景を収めた動画です。

オールケーシング工法は、ケーシングチューブという筒型の機械を地中に圧入し、それで孔壁を保護しながら、グラブバケットで掘削・土砂の排出を行い、できた孔にコンクリートを打設する工法です。
フランスのベノト社が開発したことからベノト工法とも呼ばれています。現在では、ケーシングチューブが揺動して圧入していくものをベノト工法(揺動式オールケーシング工法)、ケーシングチューブが一方向に回転することで地盤掘削していくものを全回転式オールケーシング工法と呼び分けるのが一般的なようです。全回転式のほうがより硬質な地盤に対応できます。

地盤の崩れこみの激しい個所に適し、孔底に溜まっているスライム除去も泥水を清水に置き換えることで可能
孔壁の崩壊が無く、打設コンクリートに不純物が混入しない
鉄筋かごのかぶりが設計どおり任意に正確にとれるので杭周面部の正確性が高い
スライムが少なく、打設コンクリートが鉄筋かご外周のかぶり部分までむらなく打設できるので、杭周辺部が脆弱にならず、コンクリートがサンドイッチ状となるような欠陥杭を作らない
杭頭部にまでむらなく打設できるので、コンクリートの余盛りが少なくて済む
掘削中、地上・機械上に直立しているケーシングチューブで垂直性をチェックできるので、杭の曲がりを防ぐことができる
100tクローラークレーン、ハンマーチゼル ハンマーグラブ φ1500 株式会社 松浦組  松浦組 栗東水口道路 小野ランプ
#場所打杭 #全旋回オールケーシング工法 #国土交通省

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