東京丸の内の地下道を歩きました。この地下道は大手町駅から二重橋前駅、日比谷駅、有楽町駅、銀座駅を経て東銀座駅まで、道なりで約2.5㎞と長大で、日本一長い地下道と言われています。

日時は2023年10月の土曜日の午前中です。大手町駅は、日本を代表するオフィス街である丸の内に位置しています。平日はサラリーマンで混雑していますが、土曜日だったためか閑散としていました。普段、人が大勢いるはずの場所に人がいないと、不思議な感じがします。大手町駅から、二重橋前駅、日比谷駅あたりまで閑散としていましたが、有楽町駅付近から人が増え、銀座駅では多くの人で混雑していました。有楽町や銀座は東京で一番の繁華街になっていて、休日でも利用客が多いことがわかります。最後は東銀座駅至近にある歌舞伎座に行きました。東銀座駅とは地下で直結しており、地下に突然現れる歌舞伎座の広場は、天井が高く広々としていて、一瞬、地下であること忘れるほどです。

途中、日比谷駅付近で道を間違えてしまいました。丸の内線銀座駅方面に行きたいところ、有楽町線有楽町駅方面に行ってしまったため、引き返しました。日比谷駅付近は初めて行ったので迷ってしまいました。東京駅周辺の地下道ネットワークは非常に複雑で、初見ではとても迷わずには歩けません。

大手町から東銀座に至るこの地下道は、年々少しずつ拡張されて今の形になりました。今では内装のリニューアルが随所で施されていますが、曲がりくねった通路や数多くの高低差などから歴史を感じることができます。

現在、東京駅周辺では再開発が進行中で、新たに地下道が建設される予定です。この地下道が完成すれば、大手町駅や東京駅から日本橋駅や茅場町駅まで結ばれることとなります。地下道のさらなる拡大に目が離せません。