Published On Jul 9, 2024
2017年6月に「月刊アフタヌーン」で連載が始まり、「TSUTAYAコミック大賞」「このマンガがすごい!」など国内の主要漫画賞にノミネートされ「マンガ大賞2020」を受賞するなど国内外で絶賛、アニメ化やYOASOBI「群青」とのコラボレーションでも話題を集めた漫画「ブルーピリオド」(作:山口つばさ)を、眞栄田郷敦主演、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりらの共演で実写映画化。8月9日より劇場公開される。
周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいくー好きなことに真剣に向き合う主人公の挑戦に、胸が熱くなる感動の物語。
この度、主人公・八虎を演じる眞栄田郷敦が八虎の部屋を紹介するルームツアーに挑戦した動画が解禁となった。リポーターとして登場した眞栄田が部屋の扉を開けると、そこにはルームツアーの助っ人に駆け付けた八虎の父親役を演じたやす(ずん)の姿が。「ごめん 勝手に入って」と本当の親子のようなやり取りをする2人が、八虎の部屋を紹介していく。
1つ目の注目ポイントは、色合いが落ち着いていることを上げ、眞栄田は「色合いが少ないのは八虎が自己表現が怖い」ことの現れだと解説した。そして、部屋全体を見渡し2つ目のポイントとして直線が多いことに気付いた眞栄田は、カーテンやカーペット、小物に至るまで直線のもので構成されていて、「最初、不安要素が多い八虎だから、きっちりすることで安心する」という八虎の性格までも表現した美術スタッフのこだわりが光る部屋であることを明かす。
さらに、靴の空き箱が多いことにも注目し、「収集癖があるかわからないですけど、お母さんも実は空き缶をキッチンに集めていて」と矢口親子の共通点を上げ、お母さんは丸い缶を、八虎は四角いスニーカーの箱を集めている対比を描いていることを紹介した。
細部にまで意味が込められていることに、やすが「素晴らしいですね」と感心する場面も。最後に、ベッドの横に貼られた写真に、「やっぱり八虎ってこういう芸術だったり、センスが好きだったのかな、だからこそ美術だったのかな」と絵画の世界にのめり込んでいく八虎のバックボーンとなる部分にも注目した。
やすから「郷敦くんの部屋と違いはある?」と聞かれると、眞栄田は八虎に共感する部分が多かったことを明かし、「部屋の方向性は一緒なんですよね。僕の場合はもっと色ないですし、もっと色もモノクロとかで、全部直線で」と注目ポイントで上げた部分が自身の部屋の特徴と一致するようで「不安なのかもしれない(笑)」と話した。
美術を始める前の八虎が抱える不安を表現した部屋が、「美術と出会って考え方も変わってきて、それと共に部屋がどう変わっていくのか、劇場で是非確かめてみてください」と眞栄田が締めくくった。「情熱」を手にした八虎がどう変わっていくのか、細部までお見逃しないよう、ぜひ大きなスクリーンでご覧ください!
眞栄田郷敦
高橋文哉 板垣李光人 桜田ひより
中島セナ 秋谷郁甫 兵頭功海 三浦誠己 やす(ずん)
石田ひかり 江口のりこ
薬師丸ひろ子
原作:山口つばさ『ブルーピリオド』(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
監督:萩原健太郎
脚本:吉田玲子
音楽:小島裕規 “Yaffle”
主題歌:WurtS「NOISE」(EMI Records / W’s Project)
製作:映画「ブルーピリオド」製作委員会
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ワーナー・ブラザース映画 ©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会
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#映画ブルーピリオド