国も注目! ピッチまで最短5m『スタジアムシティ』経済波及効果963億円想定【長崎】
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 Published On Feb 7, 2023

長崎ヴェルカやサッカー、V・ファーレン長崎の試合が楽しめるようになる、ジャパネットグループが長崎市で建設中の『スタジアムシティ』
来年の開業を目指して急ピッチで工事が進められていますが、どのような施設が出来上がるのか、現在の進捗など取材しました。東京ドーム1.5個分の広さに、スタジアムやアリーナ、商業施設が入ります。福山 雅治さん:
「新しい光が生まれる 長崎スタジアムシティプロジェクト」そのプロジェクトは、国も注目しています。スポーツ庁 室伏 広治 長官:
「アリーナとスタジアムと両方いっぺんにあって、同時に行われたらどうしてしまうのかなってぐらい、それだけ人を引き付けるような素晴らしい可能性を感じました」プロジェクトを手掛けるリージョナルクリエーション長崎 岩下 英樹 社長:
「長崎の総合力が上がって地域経済もどんどん良くなり”長崎って元気だよね”と思ってもらえるのが壮大な夢です」現在の工事の状況は──建設工事真っただ中の現地に入り、現状を取材しました。V・ファーレン長崎の試合やコンサートなどが行われるピーススタジアムの特徴は“日本一ピッチに近い”応援席。全体で2万席が作られる予定で、ピッチまでの最短距離は5メートル。臨場感のある空間を目指しています。
 リージョナルクリエーション長崎 松浦 愛里紗さん:
「こちらが選手が入場する場所になりまして、ちょうどこちらが観客席の最前列となりますので、こちらからここらへんがピッチの一番初めの部分になりますので、観客席かすごく近いスタジアムになっております」年間およそ20試合が行われますが、試合がない日は一般開放されるほか、託児所もできる予定です。長崎ヴェルカの拠点となる、6千人収容のアリーナの隣には、およそ2千人が働く予定の県内最大級のオフィスビル。その屋上からはワイヤーロープを滑車で滑ってスタジアム上空を通過する、日本初のジップラインがひかれ、行きつく先は7階建てのショッピングモール。アパレル店舗や飲食店など90店舗が入る予定です。“唯一無二の構想” もさらにはスタジアムシティと稲佐山とを直接つなぐロープウェイも構想中です。リージョナルクリエーション長崎 岩下 英樹 社長:
「スタジアムシティに接続するのであれば、この場所であろうという場所まで確保している状態なので。
どこに鉄塔を追加するのかとか、どこの敷地の上を通るのかというのが調整が色々あると思うので。(もし実現したら)本当ほかにはない唯一無二にはなると思います」そして日本初となるスタジアムビューホテル。試合観戦できるスタンダードな客室がテレビ初公開されました。リージョナルクリエーション長崎 松浦 愛里紗さん:
「こちらが長崎スタジアムシティのスタンダードなホテルの客室となっております。客室のカーテンを開けますと会場に隣接しておりますので、スタジアムビューホテルという客室もご準備しております」通信販売も手掛けるジャパネットならでは!気に入った家電や家具は、その場で注文することもできます。また敷地内の地下からは温水が湧き出していることもわかり、いま水質などを調査中です。ジャパネットホールディングスでは、スタジアムシティの年間利用者数およそ850万人、経済波及効果を963億円と想定しています。リージョナルクリエーション長崎 岩下 英樹 社長:
「サッカーとかバスケのファンは試合のために来る楽しみはあると思うんですけど、そうじゃない方たちが一年通じて楽しめるのは中身次第だと思っていて、そこを積み上げることができれば、経済波及効果だったりが実現でき、長崎経済にとってはすごく大きいことだろうなと」懸念される交通渋滞の対策は?利用者の増加が期待される一方で懸念されているのが『交通渋滞』JR長崎駅と浦上駅の間に位置するスタジアムシティ周辺では車の渋滞が予想されます。その緩和に向けて県と市は、スタジアムに歩いていける動線づくりに乗り出しました。
 県土木部 都市政策課 松武 進太郎 課長補佐:
「長崎駅から北に向かって”長崎駅東通り線”という道路を現在整備を行っているところになります。プロジェクトが出てきた影響がありまして、歩行者を優先した道路に考え直そうと」当初の計画から車道の車線を減らしその分、歩道の幅を最大5メートルに広げることで『歩きやすい』道路づくりを目指しています。今後は高架下などの活用法も検討されます。
 県土木部 都市政策課 松武 進太郎 課長補佐:
「歩行者が楽しく安全にスタジアムシティまで動くことができる。賑わいをさらに創出していきたいという風に思います」ソフトバンクとICTパートナーシップを結んだジャパネットは、渋滞緩和策として情報通信技術も活用予定です。一方で作りたての生ビールが飲めるビール醸造所をつくり、公共交通機関を使って来たくなる仕組みづくりも進めています。リージョナルクリエーション長崎 岩下 英樹 社長:
「良いものをしっかり作り上げたい、皆に感動してもらいたい。(市内各地で)段々輪が広がっていく、点と点がつながっていくというのをやれたらいいなと思いますし、その中の中心の一つになれたらなという感覚ですね」スタジアムシティの総事業費は800億から900億円で、来年の開業にむけ現在、工事は10%まで進んでいます。町の姿と人の流れを大きく変えるこのプロジェクトが、長崎の活性化の起爆剤としても期待が高まります。長崎スタジアムシティプロジェクト最新情報は、プロジェクトの公式サイトで見ることができます。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/nb...

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