福岡でライドシェア開始から一カ月 現状は?
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 Published On Jul 16, 2024

タクシー事業者が運行を管理し、一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「日本版ライドシェア」福岡で運行が始まり1カ月余りが過ぎました。いまの現状は?

「一言でいうと割と楽しいですね」先月12日、タクシー不足解消のため福岡でもスタートした「ライドシェア」

初日からライドシェアドライバーとして運行を始めた井野和弘さん(65)は、いまは週4日、1日5時間、ライドシェアを行なっています。

伊野さんは「海外の方はすごく慣れている。あとは年齢的にアッパーで50代、若い人は20代くらいから。比較的に若い人が多い」と話し、若い方の利用だけでなく、海外の方の利用も多いと言い、「言葉の壁は感じますよ。でも目的地も決まっているので、乗ってしまったらあまり(言葉は)関係ないですね」と話します。

福岡交通圏では先月12日のライドシェア運行開始から先月末までで延べ170台が運行し1170回、乗車されました。

双葉交通の豊島明弘常務は「今日に至るまでで大きな事故や苦情とかも全くない。そこはちょっとホッとしている部分ではある。安全面に関しては常に意識高く持ってやっていかないといけない」と話します。

タクシー会社が一般ドライバーの運行管理をする一方で、こんな活用も…。大和自動車の武富仁常務は「二種免許を取るまでの間にライドシェアを活用させて頂いております。」と話します。

タクシー運転手が乗客を乗せて運ぶために必要な二種免許は、現在、取得におよそ3〜4カ月かかります。大和自動車では、正社員採用された乗務員によるライドシェアも運行しています。

乗務員の谷口薫さんは「決済がやっぱり楽ですね」(ライドシェアで)実際に経験していた方が安全とかタクシーの難しさとかが分かる。」と話します。

武富常務は「ひとりでも多くタクシー不足解消のために(ライドシェアを)活用させていただきたい」と話しました。

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