土岐市 流鏑馬代替行事 妻木八幡神社 2021-10-10
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 Published On Oct 10, 2021

制作 (株)東濃ニュース
http://tononews.web.fc2.com/
岐阜県土岐市妻木町の八幡神社(黒田和彦宮司)では、
毎年10月の第2日曜日に、土岐市指定無形文化財の
「流鏑馬」(やぶさめ)神事が奉納される。
昨年と同様、今年、令和3(2021)年も、
新型コロナウイルス感染症対策で、中止にした。
本日、10月10日(日曜日)は、
流鏑馬の代替行事が行われたが、非公開で実施。
そのため、参加者は、
土岐市流鏑馬行事保存会(渡邉慶信会長)の会員や、
八幡神社の関係者、地元の自治会役員、
少年騎手・巫女(みこ)の保護者らに限った。

八幡神社の流鏑馬は、江戸時代初期の
元和9(1623)年に、妻木の領主だった、
妻木雅楽助家頼(旗本7500石)が旅所を造営し、
馬1頭を、八幡神社に寄進したことが始まりとされる。
明治3(1870)年を最後に、流鏑馬は廃絶したが、
明治14(1881)年に再興した。

流鏑馬神事の中止に伴い、鉄砲隊の武者行列や、
花馬・獅子舞・神輿渡御(みこしとぎょ)なども、
取りやめとなり、露天商の出店もなかった。
流鏑馬の弓矢(弓取り式)については、
矢をつがえず、弓を引くまねだけだったが、
平成30(2018)年の神事から、
先にスポンジが付いた矢を、上空へ放つようになった。
昨年、令和2(2020)年からは、的を設置し、
馬を静止させた状態だけではなく、
走らせた状態からの騎射も行った。

馬は木曽馬4頭で、
土岐市流鏑馬行事保存会が飼育する「新一」と、
木曽馬の里木曽馬乗馬センター
(長野県木曽郡木曽町)が所有する3頭。
騎手(乗り子)は計9人で、内訳は、
社会人1人(25歳)・高校1年生1人・
西陵中学校の生徒5人
(3年生3人・2年生1人・1年生1人)・
妻木小学校の6年生1人(乗馬未経験)の
妻木町在住者8人と、木曽馬の里の中川剛場長。
なお、巫女として、神楽舞を披露した、
妻木小学校の6年生5人については、全員初出演。

的には、新型コロナウイルス感染症の終息を祈願し、
妻木小学校の6年生35人が、寄せ書きを施した。
騎射では、矢をつがえるのに手間取り、
的を通り過ぎてしまう騎手(乗り子)もいた。
中学1年生と小学6年生の少年騎手2人は、
「疫病退散!ホホーイ」などと掛け声を発しながら、
参道を駆け上がった。

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