【テスト対策】鴨長明「方丈記」【原文朗読】元放送局アナウンサーの大人の朗読。睡眠導入、作業時間にも。【心豊かな人生にもっと朗読を!】
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 Published On Apr 28, 2022

元放送局アナウンサー、落語とミュージカルの舞台にも立つ椋本友子(むくもとゆうこ)の大人の朗読。今回は、鴨長明の「方丈記」の原文朗読をお届けします。
写本により、文章が多少異なりますが、こちらは筑摩書房学芸文庫に準拠しています。

*『方丈記』(ほうじょうき)
鴨長明による鎌倉時代の随筆。日本中世文学の代表的な随筆とされ、『徒然草』、『枕草子』とならぶ「古典日本三大随筆」に数えられる。
晩年に長明は、京の郊外・日野山に一丈四方(方丈)の小庵をむすび隠棲した。庵に住みつつ当時の世間を観察し書き記した記録であることから、自ら「方丈記」と名づけた。漢字と仮名の混ざった和漢混淆文で記述された最初の優れた文芸作品であり、詠嘆表現や対句表現を多用し、漢文の語法、歌語、仏教用語を織り交ぜる。慶滋保胤『池亭記』を手本としていることが指摘されており、かつてはこれを根拠の一として偽書説も唱えられていた。隠棲文学の祖や、無常観の文学とも言われ、乱世をいかに生きるかという自伝的な人生論ともされる。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」の書き出しで移り行くもののはかなさを語った後、同時代の災厄についての記述が続き、後半は草庵での生活が語られる。さらに末尾では自身の草庵の生活に愛着を抱くことさえも悟りへの妨げとして否定的な見解を述べている。

*鴨長明(かものちょうめい)
1155年ごろ、京都・下鴨神社の禰宜(ねぎ。神官の位の1つ)である鴨長継の次男として生まれたと言われている。当時の下鴨神社は朝廷から重んじられた特別な神社。そのまま成長すれば、長明も神官になったはずだった。しかし、18歳で父を亡くすと、禰宜の職は父の又いとこに当たる人物に移ってしまい、鴨長明は禰宜になることができなくなった。以降、長明は歌人として活躍し、1201年、後鳥羽上皇の時代に和歌どころの寄人を命じられた。
1204年、河合神社(下鴨神社境内にある摂社)の神官に欠員が出たので長明は就任を希望したが、下鴨神社の禰宜からの反対に遭い、神職に就くことができなかった。出世という意味では「負け組」になってしまった長明は、この年に出家してしまう。その後、1216年になくなるまで日野山で隠遁生活を送り、『方丈記』を書き上げた。



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朗読の担当者
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椋本 友子(むくもとゆうこ)
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・元福島テレビアナウンサー
・テレビ大阪契約アナウンサー、FM京都ラインキャスター、MBSレポーター、ラジオ大坂ほか、多数のテレビ、ラジオ番組に出演。

「朗読ユニットおとめ座」を立ち上げ、
太宰治没後70年にあたる2018年には「太宰に恋して♡」朗読会を東京と大阪で開催。
生誕110年に当たる2019年の春には、生誕の地青森県五所川原市金木の雲祥寺で奉納朗読を、太宰ゆかりの浅虫温泉でも朗読会を開催。
長年、ウンス学校、声優専門学校で声のプロを目指す学生たちを指導。
ストアカで声と話し方、朗読を教えている他、大阪で2つの朗読教室を主宰。

また、ミュージカル女優、アマチュア落語家「都亭エリザベート」としても活躍中!

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#朗読  #鴨長明 #方丈記

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