能楽師 杉浦豊彦[仕舞集]#5 野守
杉浦能楽会 杉浦能楽会
610 subscribers
3,242 views
58

 Published On Apr 17, 2021

仕舞「野守」

大和国春日の里を訪れた山伏。そこへ現れた野守の老翁は、この野の溜まり水が「野守の鏡」と呼ばれている事を教える。しかし真実の「野守の鏡」は鬼神の持つ鏡だと明かす。そして、この溜まり水が「野守の鏡」と和歌で詠まれた謂れを語り、鬼神の持つ鏡は恐ろしいものであるから見せられないと言い塚の中へ姿を消す。更に里人から「野守の鏡」の由来を詳しく聞いた山伏が、塚の前で祈祷をしていると、恐ろしい眼をした鬼神が鏡を持って現れる。

仕舞はここからの部分。

鬼神は四方八方・天界から地獄まで、この世の姿を鏡に映し出して見せるのであった。そしてやがて鏡の力を見せた鬼神は、大地を踏み破って奈落の底へと帰って行く。

#能楽師 #杉浦豊彦 #野守 #仕舞 #杉浦能楽会

仕舞とは、、
能のクライマックスを紋付・袴姿で、囃子を伴わず地謡のみで舞うこと。

⭐︎チャンネル登録をお願いします。

天下泰平・国土安穏・五穀豊穣・無病息災を祈り上げる能の力を、杉浦豊彦が微力ながら仕舞でお見せします。見応えのある曲と、基本的な型が多い曲とを織り交ぜて舞っていきます。能が絶えることなく、困難を乗り越え、全世界が平和で笑顔が溢れる世の中になることを望んでいます。

能楽師 杉浦豊彦 公式サイト
http://www.noh-sugiura.com

杉浦能楽会Facebookページ
  / 杉浦能楽会  

show more

Share/Embed